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さよならの向こう側には12〜15
 長編編集部φ(..)  - 07/6/22(金) 20:40 -
今日最後の授業は全く頭に入らなかった。クラスみんなは何も知らないでいつものように授業を受けている。そんな中で、わずか1時間前から俺はとんでもない経験をしていた。別れ際にヒカルが言っていたように、思い出すだけで身体が熱くなり反応してくる。
心の中では、今までもずっとヒカルの事が気になっていたんだ。もちろん男が好きな気持ちは前からあったが、俺はすんなりヒカルのキスを受け入れていた。
『ヒカルはどうなんだろ。本気だったのかな…。アイツ日頃から口数少ないから考えてること分かんないし。でも前にジンが言ってた。楽しいことをやってるその時だけは、ヒカルはジンだけにはよく喋り捲くってたって。やってる最中は何を言ってただろ』
色々と考えていると、ヒカルの軽い言葉攻めやニヤニヤ笑ってた事を思い出し、また反応してしまっていた。
考え事をしてたら、また終了のチャイムが鳴り、本日2度目のビクっ!
『この学校のチャイムって音大きいな。あとで生徒会に言っておこう』
授業が終わり、そんな事を考えながら急いで玄関まで行った。ヒカルはまだいない。反対側からジンが1人で歩いてきた。
仁「よっ!1人?」
俺「ヒカルを待ってる」
仁「そっか。じゃ3人で帰るか」
俺『大丈夫かな』
そう思ったけど、直ぐにヒカルが合流し、イヤな顔をしていなかったので3人で帰ることになった。

帰り道はまたジンが真ん中。
仁「お前ら仲いいよな」
俺達2人を見ながらの一言。図書館での事があったから、俺も返事をしにくかったので黙っていた。ヒカルはいつも通り無口でいる。
仁「ヒカルとシュウって、最初に3人で一緒に帰ったとき以来、あまり話とかしなかったんだろ?でもヒカルと2人で帰る時は、いつもシュウの話で盛り上がっていたんだぜ!」
光「おまえ余計なこと言うなよ」
仁「春休みに俺ン家に集まった時に、シュウを呼ぼうってコイツがさぁ」
光「うるせぇよ!」
笑ってるジンの首をヒカルが絞めてる。
仁「俺買い物あるからここでな」
一頻りジャレ合ったところでジンと別れた。

2人になるとなんか気まずい。
俺「もっと早く色々話せば良かったね。あまり話もしないまま、いきなり今日みたいな事になっちゃった(苦笑)」
光「イヤだったか?」
俺「そうじゃないよ、すごく嬉しいし」
またしばらく無言になる。
光「なんかさぁ、最初に会ってからおまえのことが気になってきて…」
ヒカルが話し出したので、俺は無言で次の言葉が出るのを待ってた。
光「やっぱり男だしおかしいだろ…そう思うのって。そう思えば思うほど声をかけにくかったから…。だからすれ違ってもそっけなくしてたんだよ」
俺「そっか。俺はヒカルがモテることも知ってたし、仲良い女の子がたくさんいるだろって思ってた。だからヒカルにはそういう気持ちを持っても意味ないと思っていたから、考えないようにしていたんだと思う」
光「おまえって男も好きになれるのか?」
俺「…うん」
光「女は?」
俺「…嫌いじゃない程度」
ヒカルは少し笑う。
光「じゃ俺達つきあうって事でいいよな?」
その言葉に俺は無言で頷いた。
やっぱり今日は俺の方が言葉が少ないや。というよりヒカルが喋りすぎだ。
コンビ二でドリンクを買い、少し歩くとヒカルの家に着いた。
ちょっと緊張し始めてくる。

ヒカルの家は二階建てになっている。家族構成は祖母と両親に兄が一人。兄は大学生で、都内に一人暮らしをしてるらしい。二階はこのおばあちゃんと兄の部屋になっていて、空いてる部屋がない。てことでヒカルの部屋は別棟になっていて、後から造られたらしい。元の家屋とは一応繋がってるみたいだが、扉2枚があるだけでほぼ隔離されている。いつも家の玄関も使わず、ほとんど直接部屋に出入りする。今日はおばあちゃんがいるが、いてもほとんど部屋から出てこないらしい。

ヒカルの部屋に入ってみると、意外にきれいに整頓されている。TV、PC、コンポ、ベッドなど一通り揃っていた。ベッド脇に等身大の鏡が備え付けられている。
部屋に入るとすぐに後ろからヒカルが抱きついてきた。
4月でもまだ寒いが、今はヒカルの温もりを感じる。向かい合ってお互いの身体に腕を回す。目が合うとキスをしてきた。ヒカルとの心地良い一瞬。ふと目を開けて横を見ると鏡に2人の姿が映ってる。
4月の身体検査で、俺の身長は176cm位に。同年代では背が高い方で、ヒカルに追いついたかなと思えば、そのヒカルも成長して179cmになった。だけどこの差が数字以上に思える。
鏡に映った姿を見ても、肩幅や腕の太さ、身体の厚みは、やっぱりヒカルが上回っている。抱き合っていても、いつも俺を外側から包み込んでくれる感じだ。
光「誰もいないし、一諸に風呂に入ろうよ」
俺「うん」
夕飯は食べないってことをおばあちゃんに伝えてから風呂に向かった。
脱衣場でヒカルはすぐに上半身裸になり、それを確認してから俺も脱ぎ始める。今までクラスも別だったから、着替え等一緒になった事がない。図書館でも上は着たままだったから、今初めてヒカルの身体の全体像を見る事になる。やっぱりきれいな身体だ。無駄な毛も生えていない。しばし見惚れてしまう。
光「あまりジロジロ見るなよ。また濡れるゾ」
そう言って薄笑いを浮かべる。
光「脱がせてやるよ」
ちょっと困っている俺を見て、ヒカルは俺のベルトに手を掛けた。嫌がる俺を無視して、ズボンもパンツも一気に脱がす。ヒカルは自分で脱いで、俺の手を取り風呂に入った。
すぐにお互いの身体を洗い流した。股間は自分で洗うって言っているのに、有無を言わさず後ろから手を伸ばし、俺のモノに泡をつけて洗ってくれた。それだけですでに興奮状態になってしまう。
光「全くかわいいな」
俺とは違いヒカルは余裕な態度だ。
湯船は、親の趣味とかで2人が入ってもゆとりがあるくらい広い。しばらくゆっくりと浸かってから一緒に上がった。
そのままバスタオルだけで部屋に行きベッドに座ると、いきなり押し倒されてしまった。
光「我慢できないから…」
お互いのバスタオルを取り素っ裸になると、いきなり乱暴にキスをしてくる。舌が強引に入ってきて口の中で暴れ回る。
両手首を捕まれ、ヒカルの左手で頭の上に固定された。力では叶わないことは判っている。無防備にされた上半身をヒカルの右手が攻め始めた。かなり乱暴に胸を鷲掴みにされる。
キスをしていた口で反対の乳首を攻めてきた。舌先で突いたり、軽く噛んだりしてくる。
俺「ぐっ…くぁ…あぁぁ…」
いきなりの乱暴さで始まった攻めに、俺は我慢できずに声を上げ、身体を捩って喘いでいた。
ヒカルの激しい攻めに歯を食いしばり耐える。
足が動くのが気に入らないのか、一旦攻めるのを中断して顔を上げ、俺の両膝を揃え外側から自分の両足で挟み込むようにしてきた。これで手も足も固定され、身動きできなくなる。がっちり押さえ込まれてしまい、俺はヒカルの顔を頼りなく見上げた。
まるで獲物を捕らえた獣のような目。どうやって料理してやろうか考えている鋭い眼差し。思わず恐怖を感じゾクッとする。
少ししてヒカルは目を逸らさずにゆっくりと頭を下ろしていった。
俺の顔を見ながら右乳首を一舐めする。感じるが声が出ないように俺は耐えた。もう一度窺うように大きくゆっくり舐める。声は出なかったが、快感に身体がピクッと反応した。それに対して、動けないように足で締め付けてくる。そしてまた一舐め。動けば締め付け。何度もそれが繰り返される。俺も唇を噛み、声だけは出さないように必死に耐える。負けられない戦いの様だ。
また一舐めするのかと思ったその瞬間、いきなり方向を変え左乳首を貪りついて来た。激しく吸い上げたり、強く噛んだり、舌のザラつきで突起を刺激する。
俺「くあぁぁぁ…うぅぁ」
そこまで我慢してた俺も堪え切れず声が口をついて出てしまった。我慢してた分、吐き出すように声を荒げた。
光「俺に勝負を挑んで勝てると思ったのかよ」
ヒカルは、薄笑いして言った。さらに意地悪く乳首を攻め捲くる。
俺「んぁ…あぁぁ…くぅ」
俺は助けを求めるように、次々と声を出してしまう。
かなり長く乳首を攻められていた。10分くらいだろうか。急に頭を上げヒカルが言った。
光「これ見てみぃ」
ヒカルの視線の先には、ギンギンに勃った俺のモノがあった。その先から先走りが糸を引いて滴り落ちている。鼓動に合わせヒクヒクと動きながら、先走りが今も流れ出ているようだ。腹の上はすでにかなり濡れている。
光「イヤらしい奴だな」
そう言って俺のモノの裏スジを下から上に舐め上げる。
俺「あぁぁ」
もう我慢なんてできない。俺の負け、完敗だ。
ヒカルも察したのか頭の上の手を離す。観念したことを示す様にヒカルの両手を探し握りしめてもらう。この大きな手の温もりがたまらなく気持ちいい。
足も開放され、M字に開くと、逆にヒカルがその間に正座するように入ってきて、俺のモノをゆっくり咥え始めた。ちょっと粘着質な舐め方だ。
俺「あっ…いぃ…気持ちいいょ」
頭の動きにあわせて快感が一歩一歩迫ってくる。たまに舌が中で動き、裏スジや鈴口を刺激してくる。少しずつペースが上がってきて、先走りもかなり出てくる感覚が自分でもわかる様だ。
俺「ヒ、ヒカル?…もうダメかも…」
無視するように口で刺激され、マジやばくなって声を荒げたその時、口を離し急に根元を強く握り締めた。激しい攻めにヒクつき、先走りが大量に出てきたものの、根元で押さえつけられイケなかった。
光「まだまだ簡単にイカれちゃうとつまんないよな」
そう言って先走りが絞りでる様子を見ている。
いきなり立ち上がり引き出しからロープを出してきた。
俺『コイツなんでこんな物を持ってるんだろ』
なんとなく俺はボーっと考えていた。
戻ってくる時、まっすぐ上に反り返ったヒカルのデカいモノがチラッと目に入る。そのモノとロープとで、今からどんな事が起こるのかを想像し、少し恐怖を感じてしまった。
徐々に日が長くなっているものの、すでに日は落ち部屋の中は真っ暗だった。ヒカルがいきなりライトをつける。眩しさに目が痛む。
ヒカルは、さっき使っていたバスタオルを手に取り大きな鏡の前に敷いた。いきなり俺の手首を取り、引きずるように鏡の前に強引に引っ張っていく。
光「鏡に向かって座りな」
少し棘のある言葉だ。躊躇してると、いきなり肩を押さえ込まれ座らされる。両腕を取られ、ロープで手首を縛られる。後ろ手ではなかったので手首以外には痛みは感じない。
後ろにヒカルが座る。俺の足を広げさせ、膝の裏に手を入れ持ち上げ、M字のようにされた。同じ様に後ろにヒカルが座る。
光「見てみな。この恥ずかしい姿を」
そう耳元で囁かれる。
確かに大好きなヒカルの前で、鏡に向かわされてじっくり見られるのはハズい。モノはギンギンになったままだったので、思わず縛られた両手で隠した。
ヒカルは後ろから両腕を伸ばし、包みこむように抱きしめる。
俺「ヒカル……ハズいよ」
光「そうか?かわいいのに淫乱な姿ってのは最高だよ!」
話しながら両乳首を摘んでくる。
俺「あぁ…辞めてよ」
感じて思わず顔を背ける。
光「ダメだよ、ちゃんと一緒に見てなきゃさ」
俺の顔を正面に向けさせる。それでも脇に顔を背けると、強烈に乳首を抓られた。
俺「痛いよ!!」
光「じゃ優しくするから正面を見ような」
言葉は優しいけど、行動は完璧にSだ。
光「きれいな肌だよな。俺のモンだと思うとたまらないよ。俺ほどじゃないけど、筋肉もついてるし」
片手は乳首、片手でゆっくり腹筋をなぞる。ちょっとゾクッとして声が出る。言葉と手の動きだけで感じてしまっていた。
光「今からずっと俺のモンになってくれるか?」
甘い言葉で囁いてくる。
俺『やってることは乱暴だろ』
頭の中で考えながらも感じる乳首に反応し、先走りがジワっとでてきてしまう。
俺「…俺もヒカルと…一緒にいたいよ」
光「そかそか!」
お礼とばかりに後ろからキスをしてきた。舌が入りイヤらしく中で動く。左手で乳首、右手は軽く股間を刺激し、熱いキス。3箇所で感じてしまい、思わずヒカルに身体を預ける。重いはずなのに全く気にしていないようだ。かなり長くこの攻めが続いた。

引用なし

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Re(1):さよならの向こう側には1〜7 f 07/6/23(土) 9:10
Re(2):さよならの向こう側には1〜7 カズ 07/6/23(土) 11:28
Re(1):さよならの向こう側には1〜7 はやと 07/6/23(土) 13:08



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