「なんだよ、つぐないって・・・」
僕はTAKAに問い詰めた。TAKAは、
「俺が今からおまえの思いをかなえてやるよ。ほら、こっち来てごらん。」
もう、完全にばれている。
今さら抵抗しても、もうムダなので彼に身をゆだねた。
「なんでわかったの?」
僕が聞くとTAKAは、
「だって毎日の行動見てればわかるもん。俺ってすごいっしょ!」
なんだか得意げだった。
「あっ、そうそう。俺もゲイだから全然気にしないで。コクるんだったらもっと早くしてくれればよかったのに。待ちきれなくなって俺からしちゃったじゃん。俺も実は気になってたんだ。」
そんな言葉に思わず涙が出た。
「じゃあ、着替えようか。」
彼は、バックの中からユニフォームを出した。
「あっ、おまえのも持ってきたよ。友達のなんだけど要らないっていうから、もらってきちゃった。」
そういって、僕にくれた。
もらったユニフォームは汗で湿っていて、泥が少しついていた。ストッキングもちょっと臭う。でも、むしろその方が興奮した。
直穿きしたスパッツはちょっとほつれてていい感じ。誰かが履いていたかと想像すると、それだけでイキそうになる。
着替え終わると、TAKAはいきなり僕を布団にたおした。
「さぁ、始めようか。」
と言って僕の上にまたがった。