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さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】29〜32
 長編編集部φ(..)  - 07/6/28(木) 18:02 -
和「いい匂いがするよ」
俺の肌すれすれに顔を近づけ、色々な部分の匂いを嗅いだり舐めたりしている。
以前ここで襲われた時は力ずくだったが、今日はなぜだか微妙なタッチで攻めてくる。
カズヤは露わになった上半身を隅々までじっくり観察している様だ。僅かな快感が長く続き、焦らされて物足りなさを感じてしまう。
俺「カズヤ…我慢できない…」
カズヤがようやく頭を上げた。
和「初めて俺にお願いしてきたな」
カズヤは笑顔を見せる。
俺を起こし上着を脱がせ、もう一度抱きしめキスをしてきた。そのまま俺の下に手をのばして脱がしにかかってきたので、俺も軽く腰を浮かして楽に脱げるようにした。ボクサー一枚にされたが寒さは感じない。
再度俺を寝かせ、今度は下半身の攻めに移る。
和「すごい濡れてるな」
ヒカルにはもう慣れてしまったが、初めてのカズヤにはやっぱり恥ずかしさが伴い、手で前を覆い隠してしまう。
和「いいだろ。感じてる事が分かるんだから」
そう言って手を払いのけられ、顔を近づけじっくり観察される。ただほとんど触れず軽く突かれるだけだ。
それだけでまた他に移っていった。慣れていないからか、わざと焦らされているのか分からず俺は少し苛ついてしまう。
そんな事は構わず、太股から膝にかけてまた緩い攻めをしばらく続けた。
そんな感じで1時間ほど経ち、苛々も限界に達し様としていたが、ようやくカズヤは立ち上がり自分でスウェットを脱ぎボクサー1枚になった。
上半身と同じくらい逞しい足が目立つ。意外に毛深くない様だ。
いつもはトランクスだけど今日はボクサーだった。俺の趣味に合わせたのか。その前の部分はすでにはちきれそうなくらいに盛り上がっている。
再び俺に重なり身体を密着させる。重い身体に息苦しくなるが我慢した。
耳元で囁いてくる。
和「あのさぁ…これから何すればいい?」
俺「したいようにしていいよ?」
和「…よくわからないから…」
そう言って照れくさそうに顔を赤らめた。


和「初めてだし、どこをどうすればいいか…その…よく分からないんだよな」
もちろんカズヤ自身、そういう発言は照れ臭いのかもしれないが、素直に言うカズヤが愛おしく思えてしまう。
俺「じゃ俺がやってやるから」
そう言って体勢を入れ替えようとした。
和「ちょ、ちょっと待てよ。俺男なんだぜ?攻められるのはイヤだよ」
俺「俺だって男だけど?」
和「まぁそうだけどさぁ」
俺「いいから任せて」
嫌がるカズヤを押し倒す。力が強いはずのカズヤも抵抗しないところをみると諦めた様子だ。
上からカズヤの身体を見る。ヒカルよりは筋肉が発達していて硬く感じる。
いかにもスポーツマン的に盛り上がった胸の筋を掴んで、さっきも触れていた乳首の先を今度は舌で舐めてみた。
すぐに固く勃ってきた。普通よりもかなり大きい乳房は舐め甲斐がある。
円を描く様に舌の先を動かし、時々唇で摘み強く吸ってみた。たまらずカズヤは吐息を漏らしてくる。
和「うぅ…んぅ…」
舐めながらカズヤの様子を窺う。俺の方を見ながら顔を歪めている。どんな風に舐めるのか観察している様だ。
俺「気持ちいい?」
和「うん…すごい…」
カズヤに笑いかけ攻めるのを再開する。
段々感じてきたのか、胸が上下し身体を捩ねらせ始める。
最初は寝ているだけだったが、次第に両手で俺の髪を握りしめてきた。
以前ヒカルに言われて伸ばした事をカズヤ自身が非難した髪だ。
少ししてゆっくりとヘソの方に向けて頭を動かしていく。さらに下に進み、いよいよカズヤのその部分に移った。
ボクサーの上から指で形をなぞってみる。
ボクサーに納まらず中で曲がった状態でいるが、固いモノはいかにも太い事がはっきりと分かる。
ボクサーの上から口で刺激を与えてみるがやはり太さはかなりのものだ。
口で攻めながらボクサーに手をかけて降ろそうとした。
和「まっ、待てよ。自分で脱ぐから」
あくまでも男としての対面みたいなものを意識するのか。つい苦笑してしまった。
俺「大丈夫だって。俺に任せればいいんだから」
そういうのも聞かず脱いでしまう。脱ぎっぷりは良く堂々としている。
初めて見るカズヤのモノが目の前にあった。


俺「カズヤ、すごい」
カズヤのモノは、長さはそれほどでもないが太さがたっぷりある。毛が薄めなので余計際立ってデカく見える。
マジマジと眺めていると、カズヤは起き上がり俺のボクサーに手をかけた。
和「おまえのは俺が脱がさなきゃな。一緒に裸にならなきゃ俺が情けないからさ」
そう言い一気に脱がせてしまう。
お互いに膝立ちして向かい合い、それぞれが相手のモノを手に取り品定めをする。
カズヤの太さには敵うわけがない。モノ自体は女の子の手首を握った感覚に似ている。
和「おまえのきれいだな。ずっと想像していたけど、おまえらしくて予想通りだよ」
俺「想像してた?」
和「あっ…うん。最近オナニーする時に…」
そんな事をカズヤが言うなんて思わなかった。
今日のカズヤには色々と驚かされるし新しい発見もある。
2人で顔を見つめながら恥ずかし気に笑った。
和「身体もきれいだな。スベスベしてる」
しばらく俺の身体を触りながら感触を確かめていた。
触る手にぎこちなさを感じる。
俺「続きやろっか」
カズヤをゆっくり後ろに倒した。後ろに肘をついて足を広げさせる。
その間に頭を埋めて、カズヤのモノを握り舌で一舐めした。
和「えっ…そっ、そんな事するのかよ」
カズヤの言葉を無視して一気に口の中に入れた。根本へ行くほど太さが増す為、口の奥へ入れば入るほど苦しくなる。それでも舌を使いながら緩やかに頭を上下させた。
和「うっ…なんだよ、これ」
自分のモノが咥えられるのをじっと見つめながら、不思議な快感にびっくりした様な顔をしている。
段々とペースを早めていくと、カズヤも我慢できないのか背中をついて感じ始めた。
和「あぁっ…うぅ…んぅ」
ペースに合わせ声が出ているところを見ると、かなりの感じ方だ。
和「もっもうダメ…ヤバいって」
カズヤの顔が、我慢できないという様に歪み始めたところで一旦口から出した。
盛り上がった気持ちに水を差されたとカズヤは思ったかもしれないが、俺としてはイク瞬間のカズヤの顔とモノを見てみたかったのだ。


和「…もう一回乳首を舐めて欲しいな」
イク間際に止められ耐えきれなくなったのか、俺が言う前にカズヤからお強請りをしてきた。
俺はその発言に思わず笑顔になってしまう。
すばやくカズヤの足の間に座り直し、モノをシゴきながら乳首を攻めてやると、すぐに大きなコリコリとした感触が舌に伝わってきた。
カズヤは俺の肩に掴まっていたが、快感に我慢できなかったのか痛いくらいに力を入れて肩を握りしめてくる。
感じてるならば容赦などせず、手のシゴきも舌の動きも強めに攻めていく。
和「あぁ…ダメだって」
俺「じゃ止める?」
わざと意地悪な発言をして虐めてやる。
そんな返事を待つまでもなく、反対側の乳首を強く吸ってやるとカズヤは途端に声を荒げた。
和「もっもうダメだ…あぁぁ…イキそ…う」
よっぽど我慢できないのか、内股に力が入り俺の身体を挟み付ける。
和「…イッ、イクッ」
そう言った瞬間、俺は乳首をわざと強く一噛みしてから頭を上げた。
和「あぁぁぁ」
カズヤは痙攣する様に身体をピクつかせ一気に射精した。分厚い自分の胸に2度3度と長い直線を描く様に精液が飛び散る。
その間カズヤは口を開けたまま仰け反る様にして、精液の出るタイミングで声を上げていた。
出し終わった後も激しい呼吸に胸を上下させている。
俺「どうだった?」
和「ふぅ…人とやる事がこんなに気持ちいいとは思わなかった…すごい…」
カズヤの横に回り込みキスをしてやる。
目を瞑ってソフトなキスをじっと受け入れてる顔は、今起こった快感に浸っている恍惚の顔だ。
俺「いっぱい出たみたいだね」
カズヤが頭を上げて自分の上を見て驚いている。
和「げぇ、こんなに出た事今までないよ。俺ダサいな」
俺「そんな事ないさ。気持ち良かったからいっぱい出たって事だよ」
照れくさがるカズヤの胸から腹をティッシュできれいに拭き取ってやり、ようやく動ける様になると、カズヤはいきなり強引に俺を引っ張り寄せて上に覆い被さって来た。
和「今度は俺がやってあげる番だな」
俺「俺はいいよ」
そう言って拒否した。
和「なんでだよ。俺じゃダメなのか?」
まるで『ヒカルとならいいのか?』とつけ加えたそうな言い方に、俺は黙って受け入れるしかなかった。

引用なし

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