やっぱり、そいつ和都を 見た時はすごく女々しく、とてもはかなげな少女を 見ている気分だった。 だけど、どこか男を見せつけている何かがあった。
隆「おーい和都、こいつがお前とお友達になりたいってさ」 と、このアホンダラァが 言った。 和「何ー?あっ君将くんでしょ?有名だよ。」 まず何故、隆生が上村と親しいのか、そして何故、上村は俺のことを知っているのか普通に疑問だった。 和「あっ、俺次、移動だからじゃぁねぇ」 と、去っていった。 その姿はとても守ってやりたくなるような、可愛らしさに満ちあふれていた。 とりあえず、俺は疑問を解消したかった。
隆「おい、帰るぞー将」 こいつに聞くしかないらしい…… 授業中、隆に上村に関しての事を全部聞き出した。 まず、隆生と上村は同中、そして、何故俺が有名なのかと言うと…… 四月、高校での出会いを期待しながら入学式を迎えると、何も出会いが無く、 窓…3枚、器物…破壊 生徒…2人 先公…1人をちょっとやっちった笑” まぁ入ったばっかしだし、大目に見てもらい何とか、入学。 そしてこれが、まわりにまわって、煙草吸ってるとかヤクザと絡んでるとか 色々、曲がりくねってるらしい。 隆生は、「噂は悪い方向に伸びていってるから、お前に近づこうとする奴は珍しいぞ。」とか言ってる。 その他にも色んな事を聞いた。そして、ふと思った。何で俺、こんな事してんだろ。わけわかんねぇ。