サークルでは時々大会があって、家が神奈川の地方だった自分は、翌朝早いときはよくユウゴの都内の家に泊めてもらっていました、ユウゴの家はIKの狭い家で、前の晩は駅の前で飲んでから、ユウゴの家にいき寝るのが習慣でした。ユウゴは当時ベッドをもっておらず、大きなマットレスを敷いて寝ていたので、俺も少し汗臭いそのマットレスの半分を借りて雑魚寝する感じでした。
大学二年になったころです。春の大会があり、その晩も自分はユウゴの家に泊めてもらうことにしました。自分は高校時代は眼鏡かけてて思い出してもダサめな奴でしやが、大学はいってコンタクトにし、髪もさっぱりショートにして、なんかあか抜けた感じで、今の卓球の張本選手みたいな色白な感じでした。
その日も酒を飲み、ユウゴの家で寝ることになり、シャワーを借りました。汗を落としてさっぱりして出たんですが、ユウゴの家は狭くて脱衣室とかがないので、仕方なくいつも部屋でスッパでパンツ着るしかなかったのですが、ちょっと前隠すくらいであとは気になりませんでした。でもその日はいつもとちょっと違っていて。着替えていると、何かユウゴの視線を感じました。ユウゴはマットレスに座って、俺が着替えるのをじーっと見つめている感じでした。