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俺の実習も2週間目に入った。
バレー部顧問の晃先生が、陸上部顧問の貴先生と体育教官室で言い争っている。
2人は犬猿の仲で、いつもけんかしているらしい。どちらも背が高くイケメンで、モデルでもなれそうな2人なのに。
放課後、あの競パンに履き替えようと教官室に入った時、貴先生が先に着替えていた。「え!けつ割れ!」声に出しそうになった。
貴先生は俺に気づき、「翔か。今度、歓迎会しようぜ。酒飲めるんだろ?」と、上半身裸で、剛毛のはみ出た前のでかいそうなふくらみも隠さずに聞いてきた。
俺は「押忍」と思わず部活口調で答えてしまった。
タンクトップとランパンを履いた先生は「今日もがんばれよ」と俺のケツを叩いて出て行った。
先生の半開きのロッカーから、今脱ぎすてられた黒のビキニが見えていた。
俺は、教官室に誰もいないことを確認してから、そっと貴先生のロッカーを開けてみた。
男臭いにおいと共に、穿き古した黒や白のけつ割れが数枚袋から見えていた。
俺は「いけない。いけない」と思いながらも、まだ温かさの残る黒のビキニに顔を寄せてしまった。
そして、紙袋の一番奥の黄ばんだ白のケツ割れを、ポケットにしまいこんだ。
誰も見ていないはずだったのに…