高校生になったばっかりのころ。
鳴れないブレザーの制服で緊張してトイレに何回も行った
俺は同じ中学のやつがいなくて凄く不安だった。入学式の会場に入るのに凄く緊張しながら入った。親は仕事で来てくれなくて。
周りの人たちは同中らしく、楽しそうに騒いだりしている。新しい友達を作ろう作ろうと焦るが、話かけることが出来なかった。
新しいクラスでもなんか馴染めない感じがした。自分が凄く地味で周りの人たちが凄く都会の人みたいに思えた。人種が違うのかな?なんて思ったり。
でもそんなときに・・・
前の男が話しかけてきた
「ねぇねぇ、どこの中学?」
俺は少し嬉しくてはりきって喋った
俺「か、川口中学」
その男はこういった
「マジで?田中浩次知ってる?俺、サッカーの試合でダチになったんだよ」
俺はその田中浩次とは友達だったから話がはずんだ。
きっかけはそこからだった。その男は 金 尾 直 輝 っていう名前だった。サッカー部に入るらしい。
そこから俺はクラスに馴染んでいったように感じる。直輝のおかげで。
直輝の友達とも仲良くなれたし。直輝がいてくれたおかげ!俺は今でも凄く感謝してる。
見た目は、KAT−TUNの田中聖みたいな不良っぽいんだけど、明るくて優しくて空気の読める男。俺は凄くそいつが好きになっていった。
昼ごはんも直輝のグループと食べたり、体育のときのも一緒に準備運動なんかをしてた。
街に出て買い物したりしてさ、直輝とは急接近!!
そんなある日、直輝と俺ともう一人の智也っていう奴と服買いに行こうって言ってたが、智也が彼女とのデートをするってことになって俺と直輝だけで買い物することになった。
二人でも十分盛り上がった!!古着屋行ったり、俺は服には興味なかったけど、直輝のカッコイイファッションに憧れていろいろと着てみたり、直輝の選んだ服を買ったり。
今度は直輝が俺の髪が地味だから、オシャレにしようっと行って直輝の行き着けの美容院に行った。そこは俺がいく理髪店とはかけ離れているようなオシャレなところだった。
そこで直輝は美容師のお兄さんに俺の髪のオーダーをしていた。
30分後には俺の髪は地味なロンゲから、小池○平みたいな髪になった。自分で言うのもなんだけど少しにあってるような気がした。