U2さん、若いうちは睡眠もたくさん…とは思ってるけど、俺は基本的にあまり寝ないんですよ。いつも5時間くらいかな。寝る時間って勿体なくて。でもその反動か、たまにすごい寝ちゃう時がありますね〜。
初めてこの部屋でカズヤと話した時の事が頭をよぎっていた。
軽いキスのみではあったが、カズヤは俺を抱きしめて離さないでいる。
俺「なんかこの部屋懐かしいね」
和「そうだな。俺達にとってここは記念の場所だよな」
カズヤの学ランの制服と俺の紺ブレとが密着しあい、心なしかカズヤが下半身を擦り付けてくる様に感じる。
俺「カズヤはいつから俺の事を…」
『好き』という言葉を使うのに若干気が引けたので少し濁した。
和「いつからって?」
俺「まさかあの日にいきなりって事はないでしょ?」
和「あーそういう事かぁ。前も言ったかもしれないけど、好きな奴を虐めたかった事を考えれば、ずっと前から好きだったのかもしれないな。なんかそばにいて欲しいのにいつもいなかったから苛々してたんだと思うよ。実感はなかったけどな」
俺「そうだね。冷たいなって思ってた」
近い距離でお互いを見つめ合いながら、今は笑顔で過去をふり返えられる。
和「なんか暑くない?」
俺「そうだね」
カズヤが学ランを脱いでシャツの前を開けた。
和「シュウも脱げば?ブレザー姿もかわいいけど暑いだろ」
俺の返事を待たずにカズヤが紺ブレのボタンを外した。
俺「ヒカルがブレザーを着てこいってうるさくてさぁ、9月から着ちゃってるんだよね」
ブレザーを脱ぐとカズヤは学ランと一緒に椅子の背凭れにかけ、再び抱き合いながら俺のシャツのボタンをゆっくり外していった。
3つ目のボタンが外されたところでシャツの中に左手が忍び込んでくる。
俺「カズヤも大人になったね」
和「なんでだ?」
俺「進んでこんな事をしたりするんだからさ」
乳首を探り当てられて強めに抓られる。
和「そんなにヘタクソだったか?」
俺「うぅん。今がムーディーだからじゃない?」
話しながら乳首が徐々に反応し出し俺はカズヤに掴まって目を閉じた。
和「眠いか?こっちに来いよ」
ベンチに誘導され端に座ったカズヤの太股に頭を乗せ仰向けに寝ると、左手で髪を撫で右手で再び乳首を弄ばれる。しばらくこの状態が続いたのでウトウトし始めていた。
和「シュウは卒業してもずっとヒカルと続けていくのか?」
いきなりそう言われ、ヒカルの考えを話すべきかどうか考えてしまった。