グループに別れて遊び感覚で試合をしてる中、おれはバスケ部なのでついついマジになってしまってた笑
翔とは同じチームで、他にも二人バスケ部がいるから、おれらのチームはかなり強い♪
けど、なぜかまじになってるのはおれだけ…
おれ以外はある程度手を抜いてる
試合中、コートの外にボールが飛んで行くなんてしょっちゅう。
案の定ボールが飛んでいった…
おれはボールを追い掛けたが、ボールを取ってくれた人がいた。
先生:海斗〜お前手加減してやれよな!
おれ:先生ボールサンキュー♪
おれなんでも本気出しちゃうみたいだから、手加減なんて無理〜笑
だったらチーム変えりゃいいじゃん?
先生:これじゃ他のみんながつまんないだろうから、言われなくても変えるよ
それより、後で話しあるから授業終わったらおれのとこ来い
おれ:はいは〜い♪
ほんっの少しだけ期待しちゃってる自分がいた笑
でも、この先生真面目だし、きっと授業のことかなんかだろうな
なんて思いながら、授業は終わった。
おれ:先生なんすか?
先生:今日放課後部活で体育館使うだろ?
いつも鍵締めたり、戸締りする先生が今日出張でいないから、鍵と戸締りちゃんとして、鍵をおれのとこまで届けてほしいんだけど頼めるか?
おれ:めんどくせ〜
まぁいいや!
鍵締めて先生んとこに持っていけばいいんですよね?
じゃあ部活終わったら鍵締めて持って行きますね♪
先生:あぁ、ちゃんとやるんだぞー!
はぁ…
まぁこんなもんか!笑
でもこんなこと頼まれるなんておれ気に入られてんのかな〜
なんてかなりプラス思考笑
教室に戻って着替えてると、
翔:先生と何話したん?
も・もしかして?!笑
おれ:お前が期待するようなことはまっっっったくなし!笑
翔:そりゃそうだろうな笑
おれが知り合った中で、バイとかゲイはお前だけだかんなぁ〜
海斗から聞くまで『バイ』なんて言葉すら知らなかったし!
先生がゲイなんて考えられないもんな!
おれ:おいおい〜
おれだって先生が男もOKだとは思ってないけど、夢くらい見させろよな!笑
なんでもプラス思考が一番なんだって♪
翔:あ〜うらやましい性格だね〜
おれ:それだけが取り柄なんで♪
続く