続き……
不意に先生は立ち上がり、ドアの前まで行くとゆっくりと鍵をしめた。
そして窓の方へ歩いて、カーテンを勢いよくしめた…。
先生はテレビをつけ,DVDをデッキに入れて再生ボタンを押して、映像が流れ始めた。
状況が全く分からない僕はとりあえずテレビ画面を見ていた。
自分『?』
見覚えがある…。部屋かな?
自分『!!!』
驚いた。自分の部屋だった…。
自分『っえ?? は?』
驚きのあまり呆然としていた。
カメラが自分の部屋に設置されてるのか? いつから? 先生が?
様々な疑問が頭を飛び交った。
恐らくカメラは窓あたりに設置してあるのだろう。
しかし、次の瞬間画面が変わり,玄関がアップで映し出された。
さらにトイレの中、洗面所、風呂場………
画面はどんどん変わっていく…
つまり、カメラは1つではなかったのだ。。
すると画面は再び玄関に変わり、扉があいた。
自分『!?』
なんと部屋に入って来たのは自分じゃなく有田先生だった。
カメラは切り替わり、先生が部屋を探索している映像が10分ほど流れた。
テレビ画面は急に真っ暗になり、画面が再び映像を流し始めた。
日が変わったのだろう,自分が映っている。テレビを見ながら何か食べている自分。
何分かその映像が流れて、また日が変わった様子。
そこには洗面所で服を脱ぐ自分。裸でシャワーを浴びる自分。多分,部活後だ。
裸を盗撮された…。
僕はショックで固まったままだった…。
そして何分かして先生は停止ボタンを押して話はじめた。
先生『驚いただろ、、 これは1カ月前につけたんだよ。 初めて有村(オレの名字です)がサッカー部のTと俺に話しかけて来た時,お前の事を知ったよ。 かわいいしバスケもレギュラー、成績も良いと聞いたよ、担任の飯田先生に…。
それを聞いた時にお前が気になったんだよ。 友達からの信頼もあるし,全て充実してる…。そんな有村を支配したかった。俺の所有物にしたいんだよ……』
自分『こ、こんな事して… ほっ,ほかの先生に言いますよ』
先生『言えるもんならな! お前のバイト、そして盗みまで分かるけどなぁ…。退学は決定的だなぁ〜』
自分『そっそれ…は』
先生『いつもカメラから見てたぞ。彼女つれこんでヤッてるところとか、お前がエロ本読みながらオナニーしてるところもなぁ〜w』
先生にそれを言われて、恥ずかしくて顔が熱くなってしまい、下を向いた。
-続く-