パンツと靴下のカズマ君と、それを肘ついて見てる僕という不思議な光景だった。
パンツから先は中々勇気がいるようだった。自分の時を思い出すと、さっさとパンツもズボンも剥ぎ取られていたので後はオナニーするだけだったなと思った。
中々脱がないので立ち上がって近づいてパンツを一気に引き下ろした。
「あっ」
「なんだ、あまり大きくないんだね」
「。。。」
つい言ってしまった。ちんこは小さいとは言われたこと無かったけど、マコト以外のちんこは見てなかったなと思った。
「さっさとしないとご飯来ちゃうよ」
「ご飯の後にしてくれ」
「全裸で飯食うの?」
「うん」
ご飯が届けられてカズマはうまく隠れて店員に見られることはなかった。
「はずい。服着てもいい?」
「だめ」
そう言うと靴下をちんこにかぶせて隠していたのが笑えた。めちゃくちゃ笑っていたら。
「るいも爆笑することあるんだな。ごめんな。嫌な中学生活送らせて」
何かちょっと涙出てしまった。
「ごめんごめん。泣かすつもりなかった。ごめんって」
肩抱かれてしばらくないてた。殆ど泣いたこと無かったので、いじめられてても悔し涙がポロッと出るくらいで号泣したことはなかったのでカズマもどうしていいか困ってた。ハグハグしてくれてたけど。ちんこの靴下が目に入って笑って泣き止んだ。
「たまってたんだな…」
「そうみたい」
一緒に飯食って、歌った。ちんこに靴下のままフリフリしながら笑わせてくれた。
「さてと、オナニーしないと帰れないか。延長するのももったいないしやるか」
そう言って靴下取ってしこしこし始めた。
「やべ、タった」
「早い」
「人に見られるの興奮する」
「変態?」
「かもしれん。やべ、見るなよそんなにはずい」
じーっと見てたら照れくさそうだったけど、手は止まらずシコシコしていた。
でも中々いかないかんじだった。
近くにいって乳首コリコリしてあげると。
「あ、それいい。あ、イクイク」
と言って至近距離で発射されてしまってかかりそうになった。なんとかぎりセーフだった。でも、マコトの発射を見慣れてるからあまりびっくりはしなかった。
「あーあ。るいにイカされた」
「触ってないし」
「乳首責めでイカされた。またして」
「彼女にしてもえば?」
「あの高飛車な女がしてくれたら最高だな」
想像したみたいでまたムクムクとおおきくなてた。
「帰るよ」
「もう一発出したい。乳首責めて」
「帰るよ」
「チェっ」
何かこういう友達っぽい付き合いをあまり誰とも出来てなかったので新鮮だった。
「じゃあ、今週末、土曜日の午後からデート」
「お金どれくらいいる?」
ざっと金額言われたのでそれなら大丈夫と。
「足りない分は俺が出すから」
「さすがお金持ち」
「ちょっとだけな。マコトのとこには負けるけど」
「その名前は今日は聞きたくない」
「あ、悪い。でも、そういう事はっきり言えるようになったのは卒業間近ってことだよ。スマホ取り上げてパスワード吐かせて全部消そうぜ。後輩も撮られてるやついるから結束すればいいんじゃね?」
「そうだね。皆も消してほしいよね」
パスワードはいつも身近にいるから分かってるので、スマホ取ればいいだけなんだけど、いざとなると手が出ないでいた。
週末近づいて、カズマとはLINEでやりとりしてた。マコトとか他の奴らに知られないようにしようってカズマが言ってくれて。
何かそのやり取りが楽しかった。付き合いたい彼女というよりはエッチしたいの方が強くてみたいな、あの女とエッチできたら最高だろとか言われても童貞だからわからんとかいうやり取りの繰り返し。授業中にやばい想像したら立ったとか言ってもっこりした股間画像送ってきたり何か楽しかった。
授業終わるとマコトが近づいてきた。
「しゃぶって」
「風邪気味で腹痛くて」
「仮病だろ。元気だろ。見りゃ分かる。絶好調なのは」
「したくない」
「は?」
「したくない」
「なんて?」
「します。。。」
「どうした急に。まあいい」
そう言っていつもの場所に連れていかれて、いつものように口でやった。満足そうだった。
「土曜日、カラオケと焼き肉な奢る」
「土曜日は家の用事」
「。。。」
「無理だからそんな恐い顔しても」
「分かった。日曜日は?」
「練習試合」
「終わった後は?」
「高校の練習試合もあるからそっち見学に顔出さないところされる」
「。。。」
諦めてくれた。その間もカズマからLINEが一杯入ってて焦った。
見られたら色々と揉めると言うか乗り込まれたらやだなと。
どっかでマコトにやられてんじゃないかって心配してくれてたみたいだった。
まだ、行動するときじゃないから待ってと言っておいた。
ダブル−デートの日。部の練習終わってから家に帰って服着替えて待ち合わせ場所に。カズマの顔見ると何か嬉しかった。カズマのリードでめちゃくちゃ楽しくて女の子2人も楽しんでくれてカラオケも行ってこの前二人で練習した曲を振り付けでうたったり。
カラオケから出て別々に別れて女の子と話しながらブラブラしてると運悪く、遠くからマコトが見ていた。でも、もう良いやと思って気づかないフリしてやり過ごした。
暫くしてLINEにマコトから動画が届いた。僕がフェラしてる動画だった。
こういう事は今まで一回もされたことなくて、一気にテンションダウンしてしまった。
なんとか女の子と楽しくしたフリして駅まで送ってって、公園で一人ポツンとしてた。カズマが探しに来てくれた。
「何か、マコトにされた?」
「え?なんで?」
「ゆいちゃん(僕とデートした子)が、睨んでる奴が居て、その後、LINEが来てからるいがおかしくなったから何かあったかもって連絡あって」
「そっか、気づかれちゃったか」
「何があった?」
もう良いやと思って、送られてきた動画を見せた。
しばらく時間が止まってた。