のっちさん、じゃまだ会った事ないんだ?掲示板ってサクラとかもいるから注意してね〜。孝太さん、それでお互い理解しあってつきあいが始まったって事なんですか〜?スゴいですね。しかも俺の中では孝太さんがタチと決めてましたよ…笑。初めての加藤ローサさん、長々読んでいただき有り難うございます。大変だったでしょ?これからもよろしくね。そして返信もお待ちしています。
最後に別の方の『良かった話、感動した話』のツリーで推薦してくれた感想文さんとトオルさん、有り難う御座います。すごく嬉しいですね。ちょこっと感動しちゃいました。ありがとね!
残り少ない高校生活なんて考えている余裕もなく1日1日があっという間に過ぎていき入試を迎えた。
3校受験するがいずれも東京若しくは近郊にある為、兄貴の住んでいるマンションから移動する事になる。
試験はすべて2日間、集中的に行われる為連続6日間の日程だ。どこも同じ様に初日はペーパー試験、2日目が残りのペーパーに面接となっていた。
2日前からマンションに入り試験会場までの交通機関や時間の下調べをして備え準備万端、後は当日を向かえるだけとなる。
最後まで一緒に来ると言い張っていたヒカルを何とか試験の日だけは口説き落とせたが、結局発表の前日には合流する事になってしまった。
夜になりヒカルからメールが入る。
光『どうだ?落ち着いたか?』
俺『うん、大丈夫だよ』
光『やっぱり俺が行かないと寂しいだろ?』
俺『静かで落ち着いていられるよ』
光『また減らず口をいいやがって!まぁいいさ。とりあえず3つのうちのどれかに合格すればいいんだろ?』
俺もヒカルの進路を具体的に知らなかったが、ヒカルにも俺の事をあまり話していなかった様だ。
俺『第1志望だけに行きたいんだけど、一応周りからスベリ止めにって事で2校受験する様に言われてるんだよ。行きたいのはあくまで第1志望だけだから、そこに落ちたら浪人しようと思ってる』
光『うへー!じゃスリルありありだな。落ちたら俺の学校にでもくればいいじゃん?』
何だか俺の入試を楽しんでる様だ。
俺『そうなれば落ちたらこのままの関係でいられるって事だね。じゃそうしようかなぁ。朝寝坊しちゃおうか…』
光『コラっ!何言ってんだよ!そんな事をしてどうする!ちゃんと大学に行くのが先決だから。頑張るんだぜ!』
実際のところ第1志望以外には行く気など毛頭なく、不合格の場合の人生も何も考えてはいなかった。