俺がカウンターから戻ってくると、トシがその子達と会話してた。
俺はトシに向かって言った『なに話してるん?』トシ『あぁ。教官の話し!お前もあたった事あるっしょ?林とかゆー奴!』 オレ『あぁ。あいつはなしだな!2人もあたった事あんの?』 さりげなく会話をふった。2人は『ありますよ!最悪でしたよ!』と声をあわせて言った。
すると 『さっきはトイレのとこですいませんでした…覚えてます?』 オレ『あぁ。覚えてっけど、マジ気にしないでいいから』 トシ『なになに?なんかあったの?』 俺は軽く状況を説明した…
トシ『マジで?君大丈夫?殴られたりしなかった?(笑)』 オレ『おい!俺、そんな短気じゃねーし!』 したらその子は、『大丈夫でしたけど、けっこー恐かったっす…(笑)』 冗談まじりな感じで言った。その子の友達が『てか俺達、ホテルも一緒ですよね??洗濯機のとこで見かけた事ありますよ!それと名前聞いてもいいですか?俺はタクミっていいます!』 『あっ。俺はトモユキです』 トシ『俺はトシっつーよ!こっちはユウキ!』 これがあったお陰で俺達はちょっと仲良くなれた。 この日、最後の学科も俺達は一緒で 学校からホテルまでの送迎バスも一緒だった。バスを降りて、ホテルまで少しの道のりを歩いてる時 俺とトシの後ろを歩いてた、タクとトモが声かけてきた。
『さっきは食堂でどうも!もしよかったら、せっかくだし一緒に夕飯食いませんか?』 俺達はキョトンとしてた トシ『俺らにそんな事言ってくれる奴があらわれるなんて(笑)いいよ!食おうぜ!ユウキもいいよな?』 オレ『おう。お前と2人で飯食うのにも飽きたしな(笑)』 俺達は一旦、ホテルに荷物を置きに行った。どーやら、本当にホテルも一緒だし泊まってる階まで一緒だった。俺は内心めっちゃ嬉しくなった(笑) お互いの部屋を確認し、飯行く時 声かけっから!と言って それぞれ部屋に入った。 10分もしないうちに『ドン!ドンドン!ドンドン!』 オレ『うっせー!!』と言いつつドアを開けた。トシがニヤニヤしながら 『飯いこー』 と言ったので、2人を呼びに。2つのドアをトントン!と叩くと2つのドアから、『はーい!今行きます!』と声が返ってきた。
俺達は駅近くの中華屋で飯を食った。食いながら色んな話しをした、2人は俺達の一つ年下ってことや、教習所のことや、カワイイ女の子がいないって事。 飯食った帰り道、オレとトシは『久々に飲むか!!まだ時間はやいし』なんて話しをしてた。したら、2人も『俺達も交ざっちゃダメですか?』と言ってきた。断る理由もないから、ホテル戻って誰かの部屋で飲むことになった。