優さんいいっすよ〜☆メアド非公開にして登録してみたんですが送れるようになってますかね??
続きです。いつのまにか先輩を避けるようになっていた僕は少し複雑な気持ちだった。好きなんだけど向こうは平気みたいだし、どんなに抵抗しようとも向こうは振り向いてくれない。すごく悩んでいるけど相手にはこんな気持ちを全く気付いていない。一人が辛い。
そんな毎日を送っていたある日、めったに来ない先輩からメールがきた。
「遊園地にいかない?」
正直、心から喜べなかった。なぜ僕?なぜいきなり?理由を問うのが恐かった。たまたま休みだったし二人きりならば自分の変化に少しは気付いてくれるだろう。行くことにした。
遊園地当日、話を聞くとチケットを二枚もらって彼女いない先輩はノリで僕を誘ったらしい。それにもムッときた僕は少し大人しめで無表情でいた。先輩はどうやら気付いたらしい。
先「元気ねーよ(苦笑)」
(誰のせいだよ)
ゆ「そんなことないっす(無)」
先「どうかした??」
(・・・)
ゆ「別に、普通ですよー」
向こうがしゃべってそれを返すのがその時の会話になっていた。ボディータッチが無駄に多い。脇が弱い僕は少しゆるんだがやっぱ無表情、無表情。
そして、乗り物を待っているときに一言。
先「今日、ゆうきの家行くから」
ゆ「はい?部屋汚いし駅から遠いですよ」
先「そうなんだっ」
ゆ「まぢでくるんすか?」
先「当たり前じゃん」
結局、先輩をうちにつれてきてしまった。部屋では暇になるのでDVDも借りて、お菓子も買って…しきりに先輩はニヤニヤしている。うーん危険だ。心が揺らぎだしている。自分が嫌だ。
先輩が見たいと言ったのはホラーだった。僕はホラーは絶対見ないし一人になるのが無理だから誰かにしがみついていないと眠れなくなる。それを先輩は知っている。明らかに狙って借りていたのだ。
最悪な夜が始まった。