高速バスを俺はよく利用している。
大学に行くにはそのバスが一番いいんです。電車だと乗り換えやらあるけど、そのバスは大学前にもちゃんと止まってくれるから凄く便利!!
俺は行きしのバスで、イケメンを見つけてしまった。
その人はなんかBEASTに出てくる青山健二君みたいな感じの人だった。
カッコイイ!!俺は青山君が大好きだったから、ほれてしまった。
朝8時のバスに乗るみたいで、俺もそれに毎日乗った。いつか話しかけたいっていう気持ちがあったんです。
でもなかなか、話しかけずらい。なんせ、隣には女の子がいつも乗ってる。彼女かな?俺は凄くショックだった。
でも諦めない。
どこの大学か、わからないんだよなぁ。。。
調べてみたら、俺が降りるバス停の次のバス停で降りる人らしい。
大学は近くなんだけど。帰りは何時のバスに乗るのかわからなかった。
とにかく話しかけたい。俺はいつもバスに乗るたびにその人を探した。
そんなある日。友達と課題をやってだいぶ遅くなり、最終のバスに乗らなければいけなかった。課題を出した先生にムカついていた
バスの中が満員だし。。。。
しょうがないから、隣に座らせてもらうことに。
「すいません隣良いですか?」
と声をかけたのが
青山君そっくりの人だった。
「あ」と思わず言ってしまいました。
青山君似の人は「どうぞ」と言ってくれた。
沈黙が続いた。。。。
だって、何って話せばいいかわからないし。。。。
おれは心臓バクバクで緊張しまくっていた。
とりあえず、メールの返信でもしようかと思い、ケータイを出してメールを打っていると
青山君似の人もケータイを出した。
すると
「ケータイ一緒ですね」と話しかけてくれた。
よくみると、おそろいだった。
俺はそこからいろいろ話しかけようと
俺「本当ですね、そういえば、よく毎朝会いますよね?」
青山君似「そうですよね。てゆーか、いくつなんですか?」
俺「18歳です。一回生」
青山君似「マジ?俺2回生」
俺「名前何ていうんですか?」
青山君似「青山直輝」
俺はあのBEASTの青山君そっくりじゃんと心で思った。顔と名前まで同じだなんて!!なんて偶然なんだ。
俺はもっと仲良くなりたかったから
いろいろ話してしまった。
意外と話はあうみたいです。
で、隣のいつも座ってる女の子のことを聞くと
「あいつは、俺の同級生。彼女でもないよ。だって別に彼女はいるし・・・」
俺はガッカリした。やっぱノンケか・・・