俺は勃起したままだった。
早く出したい。
横になったヤマトのチンチンはまだ完全に縮んでいない。
ヤマトは俺のチンチンを持つと自分の口に入れた。
そしてねっとり味わう。
絶妙の舌使いに俺は射精した。
二人でイッタ後に、ベッドで横になる。
こんなはずじゃなかったのに・・・俺は射精した後に後悔した。
ヤマトは腕枕をしてくれた。
そして俺のホッペにちゅっとキスをすると俺を守るかのように優しく抱いてくれた。
ヤマト「さっきは乱暴にしてごめんな」
俺「ううん」
ヤマト「お前のことが忘れられなかったんだ。俺とずっと一緒にいて」
俺「・・・」
ヤマト「お前好きな人いんの?」
俺「うん」
ヤマト「ノンケの人?」
俺「うん」
ヤマト「そうなんか。でもさ、俺はお前のことが大好きだからさ。また会ってくれるよな?」
俺は断れもせずに黙ったままだった。
次の日はヤマトの家からいつもの高速バスまで歩いていった。
10時のバスで帰ることにした。
バス停で待っていると青山君とその彼女が歩いてきた。
青山「あれ?ケンジ?どうしたん?お前こんな時間に。つーかなんでここにおるん?」
俺「あ・・・・いや・・・と・・もだちの家にさ」
青山「そうなんだ、あ、こいつ俺の彼女ね」
彼女「はじめまして」
俺「あっはじめまして」
なんでだか、俺はこのとき何の嫉妬心もなかった。
普通に挨拶を交わした。やきもちもくそもない。
真近くで見ると凄く可愛い女の子だった。なぜか腫れぼったい目をしていた。
なんでか元気がない。
別れが寂しいのか・・・
バスがきて、俺たちは乗った。
彼女は手をふっていなかった。
なんでだろう?俺は疑問に思った。彼氏と彼女なら別れ際って凄いことになるはずなのに・・・
そんなことより
なんでこんな時間に青山君がいるんだろう。それは彼女の家に泊まったからかな?別にどうでもいいって感じだった。
朝のバスだけあって、誰もいない。
運転手と俺と青山君だけだ。
俺たちは一番後ろの席に座った。
無言のまま・・・
バスは高速道路に入る。
そのときに青山君は口を開いた。
青山「本当に友達の家なんか?」
俺「そうだよ」
青山「なんだよ、だったらそのキスマーク」
俺はハッとした。そのとき首もとにキスマークがついていることを今知った。
俺「悪い?男と寝てたら?」
どんな反応するかと思ったら・・・
どうでもいいっていう反応するかと思った。俺のこと好きじゃないんだろ?
そしたら俺の思ってた顔をしない。
青山君は凄く悲しそうな目で俺を見た。
俺「な・なんでそんな顔すんの?青山君だって彼女とやったんでしょ?昨日。俺なんかどうでもいいんだろ?ただの友達だろ?つーか思わせぶりな態度してんなよ!!俺は青山君のことが一番大好きだったけど、青山君は彼女が一番なんだろ?俺なんか好きなんか・・・」
青山君は俺にキスをした。
凄く長いキス。
苦しくなった。
青山君「そんなこと言うなよ。俺だってお前のことが一番好きなんだよ」
俺は動揺した。
俺「だって彼女いるじゃん」
青山君「別れたよ。昨日」
え????????