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続きです。
外に出ると、もぉ辺りは夕焼け色に染まっていた。『もぉそんな時間か…』そぉ思いながら、オレは自転車を押してMについて歩いて行った。
駅から10分ほど歩いたとこに、Mの家はあった。白い壁の一戸建て。夕焼けでだいだい色に染まっていた。まだ建ってそんなに経ってないんじゃないかな。
玄関に入ると中は人気が無く、窓から夕日の光だけが差し込んでいて、どことなく寂しい感じがした。
俺「おじゃましまーす」
M「どうぞ(笑)今誰もいないから、気にしないで☆」
俺「は〜い」
『ん?誰もいないってことは二人っきりってことだよな…って、なに意識してんだよ(汗)相手はノンケだぞ!』
俺「誰もいないって、どこかでかけてんの?」
M「あぁ言ってなかったっけ?オレの親共働きなんだわ。二人とも病院で働いてるから、夜も休みも結構家にいないことが多くてさ。まぁその分自由で楽だけどな☆」
その時一瞬、Mの笑顔が薄れたような…まぁ気のせいだよな。
M「オレの部屋、階段上がって右の突き当たりにあるから。先上がっといて!」
俺「うん!」
Mの部屋のドアを開けると、中からサーっと風が吹いてきた。窓が開いていて、カーテンが揺れている。玄関に入った時とは違い、あったかい雰囲気がした。
オレは疲れて、ベッドにうつぶせになった。
『Mのにおいがする…』
そんなことを考えていると、なぜか自然と目に涙がにじんだ。なんかMに包まれた気がして、気が緩んだからかな…
でもホントにMに抱きしめてもらうことは出来ない。
なんだか、安心感とともに切なさが込み上げてきた…
ガチャ
M「こら〜、なに勝手にベッド占領してんだよ(笑)」
俺「あ、ごめん(汗)」
オレはMに気付かれないように、涙をそっとふいて笑顔でこたえた。
俺「疲れてて、ついね(汗)」
M「ついって(笑)まぁ今日は頑張ったもんな!はい、こんなんしかなかったけど」
そぉ言って、オレンジジュースを渡してくれた。
俺「ありがとう。ごめんね、なんか…」
M「なに言ってんだよ、気にすんな☆んじゃ光の今日はお疲れ様ってのと、これから受験勉強頑張れってことで(笑)」
俺「だから〜(笑)」
M「乾杯!」
俺「乾杯☆」