っと!トランクス忘れた!俺は気付いて道場に引き返すと、勇志がもう片付けを済ませていた。
ゆ「俺も一緒にシャワー室に行きます!んでシャンプー忘れたんで貸してください!」
俺「えー、やだよー、持ってこいよ勇志ー!」
ゆ「可愛い後輩のためですよ、先輩!」
俺「おまえが言うな!」
ゆ「うえーーい笑」
で、シャワー室に付いて二人で服を脱いで入ろうとしたら、勇志が俺の裸をやたら見てくる。
あ、ちなみに勇志は高校は野球をやってて、体は筋肉質でガタイがいい。
俺は就職活動中ジムに行けてなかったせいで、少しゆるくなってしまってた…
…俺実はこいつのこと狙ってたんだ。
懐っこくてノリがいい、年下のちょっと頭足りない弟みたいな感じ。
平静を装っててもこんな状況なら俺もやばくなるわけで。
ゆ「先輩、だいぶゆるくなりましたねー!俺のほうが強いっすよーー(^O^)」って胸をダンダンたたいていた。俺「見た目より中身だって!一年に負けるか!おまえ相変わらず失礼なやつだな!」
ゆ「へへっ笑じゃ、ゲームしましょうよ。俺に腕相撲で勝てたら俺何でも先輩の言うことききますよ!」
俺「マジ!?」
ゆ「ただし!金はないすからね!金かからないことなら何でもしますよ!」
最初耳を疑った、マジこいつ何言ってるんだ?
しかも俺等は裸……
俺「そんな勝てる自信あんのかよ。俺お前より五キロも強い弓引いてるんだぞ。」ゆ「俺は現役っすから!俺が勝ったら、先輩は俺専属!俺の言うこと聞いてくださいよ!」
こいつ、誘ってんのか……時間は夜九時。
他の部員は帰ってて、シャワー室には勇志と俺だけ。このチャンスをものにしない手はない。勇志は俺がいただく!
はずだった。
前置き長くなりましたが、次からエロくなります!