中学卒業から一年も経たないうちに同窓会をやることになった。
『まぢ早すぎるだろ〜』
『まぁ、イイんじゃない?楽しいし、ヤスに会えるし』
中学時代の友達、ユウとは毎日メールしていた。
『明日だなぁ』
『うん!楽しみだね』
そんなことを話して、他にもエロい話を少しして、メールを終わり、寝ることにした。
次の日。
待ち合わせの時間までまだまだある。
シャワーを浴びよう。
そう思い、行動する。
一応、いつも以上に丁寧に洗う。
風呂から上がり、時計を見ると、飯を食べて用意する時間はある。
寝間着を着直して、リビングに行き、トーストを二枚食べ、歯を磨く。
部屋に戻り、この日のために用意した服を着て、ワックスをつける。
ちゃんとアクセサリーめ忘れず付け、事前に用意していた物を確認する。
大丈夫なコトを確認し、チャリ鍵を持ち、家を出る。
チャリに跨がり、待ち合わせ場所へ。
そこにはもう何人か来ていた。
懐かしい面子。
「よぉ、久しぶり」
「久しぶり、ヤス」
「ユウ、お前変わんねぇなぁ。でも、ちっとだけ身長伸びたか?」
「まぁ、ね。ヤスも伸びたでしょ」
「そりゃな」
「ヤスもユウも、二人で喋ってないで、こっち交ざれよ」
「うん!行こ、ヤス」
「あぁ」
俺の手を引くユウ。
昔はもっと消極的で、俺が手を引く役だったのに。
変わったなぁ。
「ヤス、久しぶり」
「あぁ、みんな元気そぉで」
「お前、ヤッたんだろ?ダチから聞いたぞ」
「まぁなぁ。三人ほど楽しませていただきました」
「まぢかぁ。イイなぁ。俺もヤリてぇ」
「お前には無理だな」
「ヤス、ヤッたんだぁ」
ユウが俺の袖を引っ張りながら言う。
「なんだ?羨ましいか?」
「あんま自慢してると襲っちゃうぞ」
「チビのくせに何言ってんだよ。俺が襲うほうだろ」
「じゃあ、襲ってよ」
「また今度な」
ポンポンと軽くユウの頭を叩く。
「ヤス」
「ん?よ、よぉ、シン」
俺が昔付き合ってた、シン。
身長は同じくらいだが、声は低いし筋肉質で、何回もヤッたヤツ。
そうこうしてるうちにみんな集まり、出発した。
ゲーセンに行ったりして楽しかった。
俺はトイレに行った。
途中からシンが着いてきたから逃げるために。