まささんありがとうです☆
次の日…1、2時間目は普通に教室にいて3時間目に屋上へ向かった。3時間目でも早いかなーって思ったけど寝てればいいか。と、思い足早に階段を昇りいつものように屋上へのドアを開ける。
今日も良い天気だな〜なんて思い屋上を見渡すと真ん中辺りで寝転がってる人がいた。
「おいおい、早くねーか」
と独り言を言う俺…
だんだんと近付く。
「zzz...」
駿はまた寝ていた。やっぱりかわいいなぁって改めて思う。
駿を起こさないように横に座る。
「zzz...」
相変わらず寝てる。そして俺も何をする訳でもなく駿の寝顔を見る。
なんだろう…ドキドキする..?
よく自分でも分からない。
俺も寝転ぶ。見上げた空は晴天で今まではそれだけだった。
ふと、隣を見る。
今は隣に駿がいる。
なんかスゲー不思議な感覚。昨日の今日なのにずっと前から一緒に居たような感じ。
駿の寝息がスゲー心地良い。
俺もウトウトしてきた…
俺も寝よ。
「…………っ!?」
俺は少し息苦しくなり目を覚ました。すると目の前には駿の顔があった。
「やっと起きました?笑」
俺は寝ぼけてて状況が読めない。
「いくら言っても起きないからチューしちゃいましたよ〜☆」
と、満面の笑顔で俺に言う。
「は?…チューって...!!!?」
俺はやっと状況を掴んだ。
つまり俺が起きなくて駿が俺にキスを…。
てかそもそも寝てたのは駿であって…
てかその前に起きないからキスってのが1番おかしいだろ。
「てか駿が寝てたんだろ!」
「だって先輩遅いんすもん」
「は?駿いつからここに?」
「1時間目からっすよ☆」
「お前は授業あんだろ!?」
「別にー..俺も教室嫌いっすもん…てか気まずいし」
俺は昨日の一件を思い出した。
あの女の子と同じクラスなんだ。
「そっか…なんか悪りぃな」
「いいっすよ☆」
二人で笑い合う。
俺は肝心な事を忘れてた。
キス…
なんて聞くかな…てかなんで俺だけがテンパってんだ?
意を決して聞いた。
「てかなんでスキなんだよ」
………
予想以上にテンパってた俺はキスをスキと噛んでしまった…。
ちなみに俺はかつぜつ悪いのが悩み…笑
しばらくの沈黙…。
屋上には変な空気が流れていた…。