…が、やっぱり緊張する。
カメラさん「恭助君もっとリラックスして肩の力抜いて(^^)」
そんな事言われても…と戸惑って居ると
ルイスさん「恭助ぇ〜俺の方見てみぃ!!」とルイスさんを見てみると変顔をしていた。
俺は爆笑してしまった…一気に力が抜けた気分だった。
それからはカメラさんが上手く気分を上げ誘導してくれた。
ライトが当たりシャッター音が鳴り続ける…気持ちいいと思った。
カメラさん「お疲れ様〜恭助君、初めてにしては上手いよ(^^)」と夢見ごこちのまま終わった。
ボーっとしていると廣瀬さんと着替えたのかさっきとは違う衣装のルイスさんが近付いて来た。
2人「お疲れ〜」
ルイスさん「恭助なかなかだったよ!!俺よりはまだまだだケドな((笑」とクシャッとした笑顔で話しかけてくれた。
ドキッとしてしまった…さっきは緊張してあまり顔を見れなかったが改めて見るとやっぱり格好いい…
俺「あっ、ルイスさんさっきはありがとうございました!!笑わしてくれて。」と言うといきなり頭をはたかれ
ルイスさん「おいっ同い年だしタメ語使えよ!!それからルイス“さん”ってキモイからルイって呼べ!!」…と、怒られてしまった。
俺「あっ…すいません!!」
と言ってしまい、さっきより強めにはたかれた。
そんな2人のやりとりを廣瀬さんは大笑いしながら見ていた。
するとルイがいきなり肩に手を回し
ルイ「よしっ!!飲みに行くぞ!!」
と強引に拉致られた。出口付近で急に振り向き、ルイは廣瀬さんに向かって
ルイ「ダイちゃ――ん!!もう恭助この後は何も無いっしょ――?」と今更、確認している。
廣瀬さん「おう!!拉致って良いぞ(^^)恭助にはメールでスケジュール入れとくから!!ルイお前は明日も撮影なんだからあんま飲み過ぎんなよ――((笑」と大きく手を振った。
俺も慌てて廣瀬さんに挨拶をした。ルイは未だ肩に腕を回したままクルッと回り下の階の事務所に向かった。
カメラさんやスタッフさんにお礼と握手をし、出口付近に居るルイに急かされたので慌てて荷物を持ち出口に向かった。
駅に向かう…ルイはずーっと話しかけて笑わせてくれた。
居酒屋に入っても話しは尽きなかった。俺も酒のお陰で緊張がほぐれいつものバカでうるさい自分に戻れた。
ルイの事も色々と知れた。