着替えをトイレのフタの上に置きバスタオルで体を拭く。
パンツを手に取る…すると、いつもは黒やグレー位の暗い色のボクサーをはいている俺には恥ずかしいと思う真っ赤なボクサーブリーフだった。
そのパンツをはき鏡で見てみる…意外と変でも無い!?と思ったが我に返り今日の俺はどうにかしてるとスウェットを着て風呂場を出た。
ルイ「おっ今ちょうど紅茶入れたから飲も(^^)」と、手招きをしながら言う…流石にもうスウェットを着ていた。
俺「おう!!ありがと(^^)ってかさ…ルイっていつもこんな派手な下着穿くの?」と言いながら手で少しズボンを下げパンツが見える様にした。
ルイ「ぅん!!ってかそれは派手ぢゃないだろ?」と言いルイもパンツを見せて来たがルイのパンツはヒョウ柄だった。
俺は一瞬で顔が熱くなった。
ルイ「ハハハ、何でそんな顔赤くなってんの??((笑」
俺「ぅ…うっさい!!風呂入ったからだっ!!」と言い紅茶を勢い良く飲んだ。
しかし紅茶は当然熱く、もだえた…
そんな姿を見てルイが笑う…ふとこの時思う…いつも雑誌でしか見た事の無い手の届かない様な人が今、目の前に居て俺だけの為に笑ってくれてる…
もっとそばに行きたい…もっともっと。
もうルイに惹かれ始めて居る…しかしノンケだ…飲んで居た時に彼女欲しい!!と叫んでたから…
ノンケには恋しない…いつもそう思っていた。
ルイ「ぅすけ!?恭助??大丈夫か?」
あっ自分の世界に入って居た。
俺「あっごめん;;火傷しちった↓↓」と言いベロを出した。
ルイ「か…可愛いな!!」と頭を不器用にクシャクシャ撫でてくれた。
無音が気まずかったので「あっDVD観たい↑」と、おそらく50枚はあるだろうDVDボックスを指差した。
ルイ「い、良いよ(^^)好きなの観な!!」
俺「んーと…あっこれ!!」と、友達が面白いと勧めて居たDVDを手に取りセットした。
名前は「僕を葬る」
始まったらルイが心なしかソワソワし始めた…何も知らずに観て居たが少し観て行く内にその理由が分かった。
この映画の主人公は同性愛者だったのだ。
俺「っ…ご、ごめん!!そういう映画だって知らなくて…」と言いDVDを消そうとした…が、腕を掴まれた。
ルイ「良いよ…せ、せっかくだし…観よ!!」と腕を強く引かれ引き戻されたが、急だったので変な大勢になってしまった。
手の平に当たる…固い感触…