僕の名前は陸(リク)。双子の片割れで立場は弟だったら。
もう片割れの名前は累(ルイ)。今高校2年生。
実家は学校から2時間半かかるから学校から歩いて20分の所に二人暮ししてる。
僕ら以外にもしたに妹が一人居る。僕らが実家を出たから一人っ子のように
可愛がられてるらしい。
そろそろ累を起こさないと。
「累〜起きなよ?もう8時だよ・・・」
「ぅ〜〜。今日は…サボろうよ…」
「ダメだって!!」
「じゃぁいつものしてよ・・・」
最近寒いからなのか累の寝起きが悪い。
いつもの・・・そうここ数日必ずディープキスしてる…。
なんでかは分からないけどキスすると累は起きる。
今日もキスしないと起きてくれないみたい。
ハァ…いい加減普通に起きてよ。そう思いながらキスした。
舌が累と絡んでいく…。
激しく舌が絡み合っていやらしい音が聞こえる…
なんとなく今日はいつもより激しく感じた。
そんな事を考えてたら累がさっき着たばかりシャツを脱がせようとしてきた。
「ぃ…いだい〜」
僕は累のほっぺたを引っ張った。
「累がさっさと起きないからだよ。早く準備して。」
「ハイハイ…まったく酷いなぁ〜」
ちょっぴり悪い気もしたけど、まぁ僕より体は鍛えられてるから良いか。
「累ぃ〜ご飯どうする?トースト食べる?」
累は歯磨きしながら僕のいるキッチンに来た。
「ん〜いららい。カロリーメヒトでいいよ!」
「了解!あ・・・フルーツ味しかないから。」
累聞いてたのかなぁ・・・。
15分後・・・
「さぁ行くぞ!早くしろよ空〜!!」
「今行く〜!」
双子なのに不思議だ・・・。
累はスポーツ系がわりかし得意。逆に僕は芸術系が得意だ。
普通なら双子似るのになぁ・・・。
髪型も違う。
累はツンツン立ててるけど僕ストレート。ストレートのアシメ!
「そんなにツンツンさせてたら先生になんか言われるんじゃない?」
「別に言わねぇんじゃない?学力はオレらトップだし。」
「まぁね。金髪にしてやっと言われるくらいだから問題ないか!!あ。はいカロリーメイト。」
「サンキュー!!」
そんな他愛もない話をしてたら駅近くの大通で同じクラスの友達達と合流した。
累は牧(マキ)と僕は充太(ジュウタ)としゃべってたら学校に着いていた。