「分かってないのは陸の方だよ…。」
正直僕はこの言葉にはムカついた。
「なんで俺が陸の飲んだか? 分かる?」
「好きだからに決まってんだろ…。それ以外何があるんだよ!」
「―ッツ…。」
「今まで女の子から告白されても断ってたのは、陸の事が好きだから。」
「・・・ホント?」
「うん。昔陸が俺の事大好き!って言って抱きついて来たときあるだろ?」
「あれ結構うれしかったよ?恥ずかしかったから笑って誤魔化してたけどさ。」
なんとなく複雑な気持ち…。まだイマイチ理解出来てない。
「じゃ累は僕の事好き。で、僕も累の事が好き。それで合ってる?」
「合ってるよ。」
そう一言言って累はキスして来た。
また涙が出て来た。
「ホント泣き過ぎ。体の水分無くなっちゃうよ?」
「ハハ。ホントだね。なんでだろう…こんなに泣いたのはじめてかも。」
「ッーん。」
「陸と早くしたい…。」
「・・・っえ!? 今なんとおっしゃいました?」
「だから、陸と繋がりたい。」
そう言って押し倒された。
「―ん、んっ…ぁ」
「陸かわいい。・・・ねぇさっき俺がしたみたいにやって」
そう言って累は自分のズボンを脱いだ。
正直どうすればいいのか分からない。
困惑してるのが累に分かったのか
「あ…別に無理にしなくても良いよ。」
「っえ? いや…どうすれば良いのかと思って。」
とにかく口に含めば良いかと思って含んでみた。
そしたら累に笑われた。
「別に無理しなくても良いって言ったのに。陸って負けず嫌いだよな。」
「でも気持ちいいよ。」
とりあえず頑張ってみた。
「あぁ・・・気持ちいい」
苦しい…それにのどの奥まで入ったら吐きそうになる…。
でも、累のだから出来る。累のだから頑張れる…。
「ッん、ッあ…ッー」
「あぁ・・・いきそう。も、う離して…ッいいよ!」
累の言葉は無視してそのまま続けた。
「はっ、はぁ!…も…出そう……―っあ゛ぁ!!」
・・・・。
「ッゲホ! ッゲホ!」
「だ、大丈夫?」