Mの指の刺激があまりに強くて、俺は乳首を弄られただけでイけるかと思うくらいだった。熱いキスもそれに上乗せして快感を高めた。
俺も空いたほうの手をかろうじて伸ばしてMの上着を脱がせにかかる。一瞬キスを止めてMが身をよじると、重たく分厚い上着が床にどさっと落ちた。そして、また待ちきれないという感じでMが俺の上半身に覆いかぶさった。もうずいぶん長いことキスをしている。その間にもMはしきりに指で俺の両乳首を交互に弄んだ。そのたびに唇でふさがれた口から熱い吐息を漏らす俺。車内でこういうまったりなセックスも出来るんだなぁと初めて気づかされた。
俺の手は休まずMの肉棒を刺激していた。徐々にまた手に溢れてきた先走りを潤滑剤代わりにして亀頭の根元から肉棒の付け根までの間をこすりあげると、それにしたがってキスをしているMのくちから小刻みに息が漏れ出す。俺はもうとっくに限界ぎりぎりだったので、一緒にイくために自分を扱くのは我慢した。二度目とはいえ、Mも興奮と強い刺激で徐々に上り詰めていっていくのが手のひら越しに伝わってくる。俺は一度口を離してMの頬にキスをすると、向こうも鼻先を俺の頬にこすり付けてきた。
「Hey... just tell me when you feel close again... I'm pretty damn close... but I wanna cum together...(ねぇ…、またイきたくなったら言ってね…。俺もう、今すぐにでもいっちゃいそうだから。でも一緒にイきたいからさ)」
M「OK... but I'm pretty close too. damn... I'm really getting into this shit, man... it feels AMAZING... I just love caressing you like this, and I really want you to cum... I never thought I would enjoy gay sex this much. (OK。でも俺も結構近いかも。畜生・・・俺これじゃハマリそうだわ。。。超気持ちいいんだけど・・・こうやっていちゃいちゃすんのとかもマジいいし。お前にも気持ちよくなってほしい。ってかゲイのセックスでここまでハマるとは思ってなかった)」
「I love it too.. I think we'd make good fuc* buddies lol. well.. ok... let's cum together.(俺もすっげー気持ちいいよ。。うちら最高のセフレになれるかもね笑。とにかく、、ね、一緒にイこ。)
答えとして向こうがまた目を閉じてキスを求めてきた。俺もためらわずに、Mの唇を貪って応える。俺の手はMのモノを徐々に激しく扱いた。(さっきはシートが汚れそうなのが気になったけど、この体勢なら全部俺の体にかかるかな…)
Mの眉毛が寄って切なげな表情になる。多分イくのが近いんだろう。俺は握る力を少し強めて、さらに扱くスピードを早めた。
重ねられた唇から、どちらともつかない荒い吐息が漏れる。時折うめくように漏れるMの声の間隔が短くなって、Mの肉棒からはますます先走りが俺のわき腹あたりに垂れてきた。イキそうな合図だと取った俺は、左手でそっとMの右手を俺のものへ導いた。Mの大きな手が俺の限界まで張り詰めた肉棒を優しく握ると、すぐさま上下に動く刺激が背筋を電流のように伝わってきた。
二人とも絶頂まですぐそこだ。さらにお互いの手を早めると、先にMのほうからひときわ大きな息が漏れた。と同時に俺の体の上に熱い白濁した液がびちゃっ、びちゃっと二度大きくかかる。俺のモノからも、それを合図にしたかのように精液が飛び出した。最初の一発は胸毛がうっすらと生えたMの胸元へ、そして続けざまに俺の胸、腹へと自身の液がぬらしていく。その間もMの肉棒からは一度出したとは思えない量の精液が三度目、四度目の放出を繰り返していた。
お互いキスをしたまま、射精と同時にさらに激しく舌を絡め合わせて互いの快感を確かめ合った。
お互い出し切ったころには、俺の体は二人の精液で完全に覆われて、車内はさっきの十倍くらい濃い雄臭に包まれた。
出し切った直後はお互い最後に唇を一度強く吸い合い、口を離すと自然と大きなため息が漏れる。
・・・超気持ちよかった。。。
もしかするとMと俺は凄く体の相性がいいかもしれない。お互いいて座だからか?俺はセックスの快感を堪能をするためにこの世に生を受けたようなもんだと昔から思ってたけど、、性の化身同士の睦み合いはきっとこういう溺れるような快感で満たされているに違いない。
と、本当だったらここでまったり余韻にひたるのが好きなんだけど、事態がそうは許さない。俺の体はありえない量の精液で覆われてしまい、1ミクロでも動いたらそれが全てシートにこぼれかねない状況だった。軽くバイオハザードが発生。
何も言葉を交わす間も無いまま、Mはその状況をみて、この世のものとは思えない焦り方で、むしろ人類に到達できる限界の速度で即効タオルをひっぱりだして俺の体を完全にふき取ってくれた。
体をきれいにしたとたんがくっと全身に気持ちいいけだるさが忍び寄ってきた。