累大丈夫かなぁ…。まぁいいや。
さて、何を飲むかなぁ。
「いらっしゃいませー。」
「えっと、カフェモカとホワイトチョコレートモカをトールサイズで」
「820円になります。」
「っあ…はい」
「ランプの下で出しますね」
「陸? 」
「ふぇ? あ…充太。」
「何? 今の声…マジうける。」
・・・。変な声ですみませんねぇ。
「充太はなんでいるの? 家から近く無いじゃん。」
「あー。今日はデート!! 陸は一人だけ?」
「カフェモカ トールサイズと ホワイトチョコレートモカ トールサイズお待ちのお客様―」
「はい。」
「累も一緒なんだね。」
「うん。充太の彼女は?」
「今2階のショップで買い物してる。ってか、彼女じゃないよ。」
「どーゆー事?」
「姉貴だよ…。姉貴の彼氏が今週誕生日らしくて、それで連れて来られた。」
「充太のお姉さんって何才なんだっけ?」
「えっと俺が今17だから……20才かな。」
「じゃ大学生?」
「そう。」
「おう! 累!!」
「なんでお前がいるの?」
「ちょっと買い物に手伝わされてて…。」
「ふぅん。」
「充太―。私の飲み物は!!」
「はぁ…。」
「あ、お友達? かっこいいしかわいいー!! 名前教えて!」
「あの姉貴? 彼氏いるんだからさぁ…。」
「あ、どうも。充太くんの友達の陸です。こっちは累です。」
「陸くんと累くんね。あ、充太これ重いから早く持って。」
「はいはい。」
なんか、オモシロい人だけど…。少しテンション高くてついて行けないかも。