>ゆうさん どうもありがとうございます。 更新、本当に遅くなってごめんなさい−−;
大分間があいてしまったけど、実はF君と僕との間に、変化があった。
既に投稿済みですが直近の6話と、更新の7話をUPします。
『浮気って 6』
F君の部屋はほとんど物がなくて綺麗に片付いていた。
ただ、片隅に横になって転がったトロフィーに違和感を感じて手にとろうとしたら、
「それ、捨てるからかして。」
「え?」
そのトロフィーはリトルリーグの優勝トロフィーみたいだった。
「野球はもうやめたから、昔のも全部捨てようと思って・・・」
僕は特に突っ込んで聞こうとはしなかった。
F君、あまり聞かれたくなさそうだったから。
「で、何かあった?」
「は?」
「は?って、メールくれたじゃん。俺に会おうと思ったんじゃなかったの?」
そうだった。F君の家に来た新鮮な驚きで忘れてたよ。
っていうか忘れるくらいの事だったのかよ、自分。
「うん、ちょっと会いたくなって。」
そう言ってへへっと笑ったらF君がいきなり抱きしめて来たから僕はかなり動転した。
「ごめん、俺今日ちょっと変かも」
「な、何が・・・」
その時F君のため息が僕の首筋にかかって、僕は全身の力が抜けた。
F君に更に強く抱きしめられて、正直もうチンコ勃ちそうでヤバかったんですけど。w;
「なんかさ、ハルアキ可愛い。」
あうぅぅぅ(@◇@)手、手がお尻に!
僕は声も出せずにF君の胸に頭を押し付けてた。
『浮気って 7』
ホントはさ、この時、流れにまかせてF君とエッチしちゃってもいいかな、なんて事思ってた。
「なんか、まだ中性って感じだよな。 初めて見た時ちょっとボーイッシュな女の子かと思った。」
F君は僕から体を離してそう言った。
あぁあ・・・女の子かと思ったんだ、、、ごめんね、期待はずれで・・・
僕は本当は男らしい、F君みたいに背が高くてがっちりしてて、カッコイイ男になりたかったんだよ。
でも、思った通りの人間になるには限度がある。
「ごめん、怒った? ほんとごめん、あ、あの俺ホモじゃないから安心して。」
知ってるよ。 そんなの。
でも、そうじゃなかったらいいな、って僕は変に期待してしまった。
だから恥ずかしさと哀しさと、それから妙に優しい気持ちが沸き起こった。