いつもコメントありがとうございます。
ホントに遅くて申し訳ありません。
まだぜんぜんエッチじゃないのに、恥ずかしくなってくると書くのが遅れてしまいます。
克服して、早く更新できるように頑張ります!
続きです。
「あのさ、ケイに耳よりな話があるんだけど聞きたい?」
マサキの股間を盗み見ていた僕は、イタズラがバレた子供みたいに、びくんと背筋を伸ばしました。
マサキは畳に降ろしている足を操って、イスを左右にくるくる回しながら神妙な顔をしています。
「ううん。聞きたくない」
僕は笑顔を作って答えました。
マサキがそう言う時は、たいてい面倒な話の時で、ロクなことがありません。
「まあ、そう言わずに聞けよ」
「聞けよ?」
「聞いて? 聞いて下さい」
マサキの態度の変わりように僕は笑います。
マサキも僕が笑うのを見て笑いました。
「で、なに?」
「うん…ウチの部の1年の奴のことなんだけどさ、ちょっと困ってるんだよ」
マサキは眉をひそめると口を尖らせました。
アヒル口がよりいっそう強調されると微笑ましくて、本人の意思とは裏腹に深刻さが半減しています。
変な話ですが、そんなマサキのアヒル口を僕は見飽きることがなく気に入っていて、眺めていると自然と笑えて幸せな気持ちになれるというか嬉しくなります。
たぶん深刻なこともマサキがアヒル口を尖らせることで、深刻じゃなさそうに見えるからじゃないかと思います。
「ん? 相談なんだ?」
僕は顔をほころばせて訊ねます。
「うん、そうなんだ。それがさ、」
「高いよ、相談料」
「うっわー! 悪徳中学生だ。いけないんだぞー、友達にお金を要求しちゃ」
マサキはそう言いながら畳に降ろしていた足もイスの上にあげて、イスの上で体育座りみたいな格好になりました。
しかも、僕のほうに向かって股を閉じたり開いたりします。
きっと身長が伸びることを期待して大きめのサイズを買ったんじゃないかと思うんですが、(もしくは見栄ですかね)どうもマサキのトランクスはサイズが少し大きいみたいで、そんなことされると隙間からかなり見えちゃいそうで目のやり場に困ります。
そうじゃなくても畳にあぐらをかいている僕の目線の高さにあって、さっきからどうしょうもなく気になって仕方ない僕に、見るなというほうが難しい状況でした。
「ケイがそんな奴だとは、俺は悲しいよ。人の弱みにつけ込んでさ。そういうの漁夫の利って言うんだぞ、悪代官」
マサキは両手でイスの背もたれを支えながら、イスを左右に回して僕を非難します。
股を大きく開いたままでイスを左右に回したりするものだから、マサキのあそこがポロンと零れるようにトランクスの隙間から姿を見せました。
僕はもうマサキのあそこにばかり、目を奪われていました。