はじめて投稿します。
これは俺の高校時代の話しです。ちなみに今は大学二年です。この時期になるといつも思い出します…。今回は俺の今の気持ちを込めて書きたいと思いました。ちょっと記憶が曖昧なところもあります。全てが実話ってわけでわないですがほとんど本当の話しです。良かったら読んで下さいm(__)m
「まだ7月の始めってのにやけに暑ちぃーな」
そう言って校庭で練習をしてる野球部を羨ましそうに見ながら、うちわをパタパタと俺の隣で扇いでいる。
「まぁ毎年の事じゃん!」
俺は練習に行きたくてたまらない顔してる裕也に向かって言った。
「だよなぁ…↓つか早く終われよ!」
「まだ始まったばっかだぞ」
今は放課後。俺らはつまり補習を受けているのだ。
「なんでこの世に数学なんてもんがあんだよ!」
「いやーそりゃ数学を考えた奴に言ってくれ」
「お前らぶつぶつ言ってねぇで早くこの問題解け!!」
そう言って教科書を丸めて俺と裕也の頭を軽く殴る
「痛ってぇー!暴力反対〜」
とさらにふてくされる裕也。
「お前ら三年だろ!もっと危機感を感じろよ!」
俺はそんな二人のやりとりを見ながら少し笑った。
そう俺は裕也の事が好きなんだ。この気持ちに気付いたのは高校入学して野球部に入り裕也と出会ってから。
俺らはなぜか最初から仲良くなれた。野球の話題で盛り上がり、練習だって二人で乗り越え、こうして二人して補習…笑
「お前らも受験生なんだからそろそろ必死になれよ!もうすぐ夏休みなんだから部活もいいけど進路もちゃんと考えろよ!」
俺らは高3。受験。
の前に部活の引退もある。