露天風呂から人が居なくなったタイミングで少し温まろうと話し2人で湯に浸かった。
肩を並べる様に隣に座ると「ひとつだけ気になっている事がある。嘘をつかずに話してほしい。」と切り出した。
リラックスしていたのか「え〜何ですか〜?」と笑いながらそう話した。
「君は今、何歳なの?」
彼の表情は一瞬で固まったのが横目で見てもわかる。5cm程度距離をとりながらこちらを向いて「え?」と返す。
「20歳じゃないだろ?何歳なの?」湯煙を朧げに見ながらそう話した。
「いや…えっと…」と返答に困った様子だ。
「ごまかすならさっきの助手の話はなかったことにしよう。」
「えっと…18です…。」と、か弱く話す。
右手で彼の竿を持ち、「違うよな?嘘は辞めようよ」と言うと、「すいません、16です。」と返答した。
「やっぱりね…。まぁでも、正直に話してくれてありがとう。」と言うと右手を離した。
暫く露天風呂の湯煙を2人で仰ぐ様に見ていたのだが…ふと「何でわかったんですか?」と、目を閉じたまま聞いてきた。
「さっきいろんな人の股間をみたよね?」
「はい。」
「その段階できがつかなかったかな?君はまだ体毛が少なすぎる。それにチ◯コも幼い。一般常識にもまだ疎いみたいだし、恐らくはまだ高校生位だと思ったんだよ。」
そう話すとまた彼は固まってしまい、そのまま会話のない時間が数分過ぎた。