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続きです。
僕が手を動かすたびに、僕のと同じようにマサキのからも、くちゅっくちゅっ、しゅこっしゅこっとこすれる音がしました。
マサキは僕の肩におでこを強く押し当てて、唇を噛み締め、ぎゅっと目をつぶって気持ち良さに耐えている様子でした。
「…気持ちいい?」
僕が顔を覗いて確かめると、マサキはうんうん何度も頷いて「はぁぁ‥」と甘い息を吐きました。
僕は、してあげることの喜びというか、マサキを気持ちよがらせる愉しみみたいなものを感じていました。
きっとマサキもそうだったんだろうと思うと、僕はまたマサキが僕にしてきた数々のエッチなことを思い出して「くっそー、愉しみやがってー!」と頭にきました。
されるのはそりゃ気持ちイイけど、するのもすごくイイってことに気付いた僕は、腰を振り始めたマサキのあそこをシコシコしごいてあげながら、マサキが僕にしたみたいに首筋を耳までぺろっと舐めあげてみました。
「んんんっ‥」
マサキの喘ぎ声が僕の耳元で漏れました。
握っているマサキのが大きく弾むように手の中で跳ねます。
マサキはぷるぷると身体を震わせて、腰を振るのを止めると僕の首にギュウッとしがみついてきました。
マサキの身体は熱く火照って汗を流し、息は荒く、激しい鼓動が伝わってきます。
「‥ヤバ…もうイキそ‥」
頭を振るマサキの声が苦しそうに震えていました。
「‥そか…どうする? …どうして欲し?」
僕は自分のことのようにドキドキしながら、マサキの顔に掛かる前髪を手でそっと払いのけて、潤んだ瞳を覗き込みました。
マサキは今にもこぼれそうな涙を目に溢れさせて、小刻みに震えるアヒル口をパクパクさせて僕を見ました。
「…もっと…もっと…いっぱい…気持ちよくなりたい…一緒に…ケイと…すげー気持ちよくなりたい…まだイッちゃいたくないよ…」
とマサキは涙をこぼしました。
僕には、いいからイッちゃえって言ったくせに、ずいぶん違うなと思って、少し笑ってしまいました。
「…じゃ、なんもしないよ? イッちゃいそうなんだろ?」
僕は握っていたマサキのからそっと手を離してマサキを見ました。
マサキは首を横に振って嫌がりました。
それから、すごく恥ずかしそうに涙に濡れた目を伏せて小さい声で言いました。
「…いいから…して欲しい…」
「なに?」
「触ってて…いいから…またギュッて…して欲しい…」
マサキは震える手で僕の手をそっと掴んで、ピクンピクンしているマサキのものを触らせました。
僕はそっと、あまり刺激してイッちゃわないように気を遣いながら、マサキのに手をかけました。
マサキは気持ち良さそうに「んっ」と声をこぼすと、深く息を吐きました。
僕はなんだかマサキが可笑しくて小さく笑うと、マサキの身体を片方の手でギュッと強く抱きしめました。
マサキも顔を僕の首もとに埋めると両手を回して強く抱きしめてきました。
僕はすぐ真横にあるマサキの顔を眺めました。
マサキは目を閉じて、薄く開いた唇の隙間から静かに息をしています。
さっき溢れた涙がまだ、まつげのふちに雫になって残っていました。
僕はそっと顔を横に倒してマサキの目元にキスすると、涙を舌先でチロッと吸い取りました。