コメントありがとうございます!!
哲平さんのメールはウケました 笑
って笑っちゃいけないっすよね(^ω∩)
でも送信相手間違えるとか人の聞く分にはただのネタっすよね 汗
またコメントもらえたら嬉しいです
嶺にメール送ってからもオレは『どうしよ…どうしよ…』って焦ってた。
メール送った直後なのに、オレはいてもたってもいられず思いきって嶺に電話した。
けど、繋がらない。
3回かけたけど、繋がらない。
まだ携帯みてないのか、シカトしてるのかわからないけど、どっちにしてもオレは余計焦った。『そりゃ、でないよな…』オレはうちひしがれかけてた…
でも、そこでオレはあることに気付いた。
オレは品田に送るはずのメールを嶺に送ったってことは、品田にまだメール送ってない!!『そうだ品田に連絡しよ!!!』って思って、品田にすぐ電話した。
トゥルルル…トゥルルル…
品田「はい」
オレ「あ、品田??!やばい、どーしよ、ちょっと軽くやばい!!!」
品田「は?なにが??てか、なんで電話??」
オレは相変わらず焦ってた
オレ「いや…てか!!!品田に送るメールを間違って嶺に送っちゃったんだよ、どうしよ?ヤバイ…ほんとどうしよ!!」
もちろん急にこんなこと言われて品田は飲み込めてなかったみたいだった
品田「は?意味わかんね??どういうこと???メールを嶺に送ったってこと??」
オレ「いや…違う!!、品田に送るメールを間違ってアイツに送っちゃったんだって!!!」
品田「え…それまずい内容なのか?」
オレ「お前に送るやつだったから……」
で、オレはだいたいのメールの内容を説明した
品田「ハァ!!!?お前どうすんだよ…ヤバイだろそれ……」
『ですよねー』って感じだった。結局二人で30分くらいあーだこーだ話したけど
品田「ここで話したって意味ねぇよ。とりあえず明日学校いって様子みよ!!…なんで送り間違えんだか。」
オレ「んーなんで間違えんだよありえね…明日朝謝るわ…」
品田「それも手だな…まぁ起きちゃった話は仕方ねぇよ!!とにかく頑張れ!!オレも頑張るから!!!じゃぁな!!」
オレ「おぅ」
オレは電話で品田と話して大分落ち着けた。『考えてもしょうがないし、なんとかなるっしょ』って、もちろん不安はあるけど思えてきた。
でも、それは間違ってた……
次の日オレは仲良くしてたときに待ち合わせしてた時間に登校することにした。嶺に謝るために。
オレが嶺と一緒に登校しなくなってからも嶺は時間を変えなかったから、その時間にいけばいるのはわかってた。
朝から不安で気がおもかった…嶺がどういう反応なのかがまったくよめなかったから。
オレは嶺がくるはずの時間より5分くらい早く着いた。
いつもの時間になった。
嶺はホームに階段でおりてくるはずだ。
オレは階段を見上げて待ってた。もう乗るはずの電車がホームから見えるくらいの距離になってた。『あれ、嶺この時間いないのかなー』って思ったとき、階段の上に一瞬嶺を見た気がした。でもそれはすぐ見えなくなって、反対の階段からおりたようだった。
でも、オレはまだそれが嶺とハッキリ確認できたわけじゃなかったから、電車が発車するギリギリまでそのまま最初からいる位置で待った…けど嶺はこなかった…
電車に乗ってから『嶺こなかったなー』って残念なようなでも、どっかホッとしたような複雑な心境だった。
オレはもともと嫌なことあると早くケリつけたい性格だから、喧嘩とかもダラダラと引き延ばすのが嫌いで、すぐ話し合うなりなんなりして終わらせたがる
だから、勝手な話だけど嶺に謝れなくて、これは仲直りというのかわかんないけど、関係修復できなくて1日気が重いまま過ごすのが嫌だった
そのこともあってさっきの人影が気になった
『もしかして、あれは嶺で…オレをみて避けた?』
そんな考えが頭に浮かんだ。オレはそれまで嶺に避けられるってこと事態がなかったから不安になった…
しかも、この状況ならそれはおおいにありえる…
でも、もしそうなら早く謝って終わりにしたい。『もうこの際謝ってそのまま直接今までのことも謝って、前みたいに戻ろう』そんなふうにさえ考えてた
でも、『謝ればすぐ許して仲直りしてくれる』そんな考え自体が甘かったし…
身勝手だったよな…
オレはいてもたってもいられず、とりあえず嶺がもし仮に反対側の階段からおりたとしたときに乗ると思われる車両の方向に歩きはじめた。
気が重く、ノロノロ歩いた、乗客の顔を一人一人みながら、嶺がいないか確認しながら。
でも、もし…
もし嶺がいたとしたらやっぱりオレを避けたということになる…それはそれで知りたくないし受け止めたくない現実…
オレは恐る恐る歩をすすめてった…
一つ、また一つって車両を過ぎてく…