ちょっと遅れたけど続きです
俺「行ってきま〜す。」
高校生活がはじまって一週間が過ぎた。
授業のスピードとか部活の流れとかもやっと慣れてきた。
そして部活にはいったことで先輩との交流も増えた。
でも友達の数は入学したときのまま…(汗)。
それでも友達に紹介されても…ましてや自分からつくろうなんて考えることがなかった。
俺はこいつらが一生このまま一緒にいてくれるもの…そんな風に思っていた。
(中学生にもなってこんな考えだった自分が恥ずかしいけど…。)
そんなことは考えることもなく今日も学校に向かう。
学校に着きクラスに向かうといつものメンバーのもとに行く。
俺「おはよぉ〜。」
大輔「おはよぉ、今日も元気だなぁ。」
俺「まぁねぇ、ってか、みんなは?」
大輔「いや、まだきてないみたいだけど。」
大輔はいつも朝が早い。
学校にも俺より20分早くくる。
俺「そうなんだぁ、まぁそろそろくるかな。」
大輔「だよなぁ、あっ、順一と翔太がきたじゃん。」
俺「ほんとだ、順一、翔太おはよぉ。」
順一・翔太「おはよぉ。」
俺「あれっ…翼はどうしたん?」
順一「翼の家に行ったら、昨日から風邪ひいたらしくて…今日休むんだって。」
俺「マジ?大丈夫なんだろうかなぁ。」
順一「まぁ心配するほど重症じゃないから安心しなよ。」
「あと翼が「今日部活行けなくてゴメン」って言ってたよ。」
俺「そんな心配しなくていいのに…俺一人でも部活大丈夫なのに。」
翔太「そんなことないだろ、この間だって同じ陸上部の一年が話し掛けても翼がくるまでまったく口を開こうとしなかったくせに!」
俺「えっと…それは…まぁ関係ないじゃん。」
翔太「関係なくないじゃん、まったく仕方ないな。」
「俺が…」
大輔「俺がついてってあげようか?」
翔太「なんだよ大輔、俺が言おうと思ったのに…。」
順一「良樹みんなにモテAじゃん。」
翔太「おいッ、俺はそういうつもりで言ったんじゃねーよ。」
大輔「俺はそういうつもりでいったんだけど…。」
俺「なッ、なにいってるんだよ。」
「恥ずかしいことをさらっと言わないでよ。」
順一「なにそんなに照れてるんだ(笑)。」
「まさか…。」
俺「いやッ、違うよ…だってこんなこと言われたことないし…びっくりしただけだよ(汗)。」
順一「そうかぁ、実際本気にしてたりして(笑)。」
翔太「えっ…良樹本気なん?」
「良樹って大輔のこと好きなんだぁー(笑)。」
俺「翔太声大きい、もうッ…いい加減にしてよ、そんなこと全く思ってないから。」
順一「わかってるよ、冗談なんだから。」
「ほんと良樹冗談通じないなぁ。」
俺「だって…まぁいぃや。」
「ねぇ、大輔今日部活のとき一緒に部室まで行こう?」
大輔「いぃよ、一緒についてってやるよ。」
俺「ありがと。」
翔太「えっ…俺が最初に誘おうとしたのに…。」
順一「バカだな、お前が最初から素直に誘わないからだよ。」
俺「翔太なんかと一緒に行ったら余計なこと言い触らしそうだから大輔のほうがいぃ。」
…でも大輔のおかけで部活の時の心配をしなくてよさそうだからすごく助かった。
そんな感じで今日も一日の授業が終わり、放課後…部活に大輔を誘って向かった。
ここで一旦切りますね。
けんさん応援ありがとうございます。