続きです。
…ガラッ
俺「お疲れ様でした、先に帰ります。」
先輩達「良樹お疲れ様、また明日なぁ。」
拓真「じゃあ帰るか。」
俺「はぃ。」
翼以外の人と帰るのは初めてだったし拓真先輩だったから余計に緊張した。
その頃は先輩のことを憧れの人って思っていたと思う。
でも自分では気付いていなかったけどもう先輩に少しずつ惹かれてたんだと思う。
拓真「おぃ、さっきから黙ってるけどどうした?俺がかっこよくて話しづらいとか(笑)。」
良樹「えっ………そんなことあるわけないですよ。」
緊張&ある意味図星だったことでかなり動揺してたと思う(汗)。
拓真「いや、そんなにきっぱり言わなくても…良樹に言われると軽くショックだなぁ。」
俺「先輩そんなに落ち込まないでくださいよ(汗)。」
「まぁ、少しはかっこいいとか思ってるけど…。」
拓真「えっ、マジで、冗談で言ったつもりだったのに、なんか嬉しいなぁ(笑)。」
「ってか、良樹騙されやすいなぁ(笑)、お前絶対詐欺とか引っ掛かりそう。」
俺「えっ、冗談だったんですか、ひどッ…ってか笑いすぎですよ。」
拓真「いぃじゃん、じゃあ笑ってほしくなかったら…明日から俺と一緒に帰ること!」
俺「えっ…そんなことだったらいぃですよ、でもホントにバカにしないでくださいよ。」
拓真「マジ?じゃあもう笑わない。」
「ってかよく見ると良樹って背ちっちゃいなぁ(笑)。」
俺「仕方ないじゃないですか。」「これから(きっと)伸びます!」
拓真「まぁ頑張れ、まぁ俺を抜かすのは無理だろうけど。」
俺「わかんないですよ、先輩抜かすのもそんなに長い話じゃないかもしれないですよ(笑)。」
拓真「はぃA、ってか、そろA俺ん家着くけど寄って行くか?」
俺「えっ、でも先輩の家族とかいるんじゃないんですか?邪魔じゃないですか?」
拓真「大丈夫だよ、今は家には誰もいないから、うちの親は共働きだし遅くまで帰ってこないから、兄貴とかもいっつも彼女と遊び行ってるから。」
俺「そうですか、なら行ってみようかなぁ。」
「ってか、先輩って兄弟いるんですか?知らなかった。」
拓真「あぁ…兄貴と姉ちゃんと弟がいる。」
「っていっても、兄貴は今高三で姉ちゃんは大学二年、弟は中二だけど私立のバスケの特待で寮に入ってるんだ。」
俺「へぇー、四人もいるんですか、うちは姉ちゃんがいるんですけど、かなり年離れてるせいか小さい頃は遊んでもらってたけど、今はもう就職して家にいないから一人っ子みたいなものだから、すごく羨ましい。」
拓真「そっかぁ…でも夜はみんな家にいないからな、まぁ朝はみんなそろって飯食うけど…。」
拓真「よしッ、着いた、ここが俺ん家があるマンションだ!」
先輩が言ったのはいかにも高そうなマンションだった。
…ガチャ
拓真「ここが俺ん家、まぁ入って。」
俺「おじゃまします…。」
最初リビングに通されたけどかなり広い、次に先輩の部屋にいったけど黒がメインの家具が置かれていた、きれいに整頓されててなんか先輩って感じがする部屋だった。
拓真「どうした、さっきから黙ってるけど?」
俺「いやなにもないですよ、ただかなり広いなぁって、マンションもきれいなとこですし。」
拓真「そうかなぁ、まぁなんか親が景色がいぃ部屋がいぃっていって頑張って探してきたのがこのマンションなんだ!」
「ベランダに出てみろよ、夜景がきれいだから。」
俺「えっ、そうなんですか。」
ベランダに出てみると、町の明かりが色んな色に光ってて綺麗だった。
俺「スゴい、いぃですね、この家。」
拓真「だろっ!俺も景色なんてどうでもいいって思ってたけど最初の夜にみた夜景がきれいですぐ気に入ったんだ。」
…その後は拓真先輩の部屋で学校の授業とか先生の話とかして帰った。
帰り道で今日は先輩の家に行けたことでかなりテンションが上がってた。
でも今日見た夜景は綺麗だったなぁって思いながら家に着いた。
今日はかなりスムーズに書けたんで明日もAつ更新できたらと思います。
あっきーさんまたA応援ありがとうございます。
やっぱ応援とかあるとやる気出ます。まだエロいとこまで時間かかりますけど見てくださいね。
あと今回身長の話がでてきたけど身長とかのことは全然書いてなかったんで、今度中一の時の登場する人の大体の身長とかまとめたプロフィール書きますね。
できればこれから学年が上がるごとに書いていきたいとは思ってますので(この頃の俺の成長激しいんで(笑))。