そんなある日、品田が笑いながら話しかけてきた
品田「いい知らせだ!!アイツと話して『まだ怒ってんのか?仲直りする気ホントにねぇーのかよ!!』って聞いたんだよ、したらアイツが『いや、もういいんだけどね…』って言ってたぞ!!おい、いけんじゃね?お前今日もっかい言ってみろよ!!」
品田にそう言われてオレは一瞬何を言われたかわからなかった。けど、品田に聞き返したり、詳しく状況聞くうちに意味がわかってきた。
胸が高鳴った。
『嶺と仲直りできんのか???!』
急に希望が見えた気がした。
オレは品田と話し合った。どうやってこのチャンスをいかすかを。
結局、オレと品田の結論は『メールで謝ろう』ってことになった。
理由はよく思いだせないけど、確か『散々話しかけてんのに無駄だったから、メールなら読むだけ読んでくれるだろう』みたいな理由だったと思う。
とにかくオレはその夜自分の悪かったところ、間違えてメールを送ったこと、そして本心じゃないこと、仲直りしたいことを書いて緊張しながらも送信した。
『でも、品田がもう多分大丈夫だっていってたし遂に仲直りできるんだ!!!』って別に決まったわけでもないのに、半ば勝手に思いこんで先走ってた気持ちもあった…
だから、本当に嶺の返信には凹んだ…
嶺からは思ったより早く返信がきた、返信がこないって状況も十分にありえたわけだから、メールが返ってきたことでオレは勝手にさらに確信してた…『やっぱり仲直りできるんだ!!』って。
オレははやる気持ちを抑えて、メールを開いた。
その内容が自分の思ってたのとまったく違うなんて微塵も予想しないで…
嶺「なんか勘違いしてるみたいだけど…オレは傷つけられたんじゃなくて、態度がムカついたんだよ 怒
メールとか関係ねぇし。」
これが嶺からの返信だった。
オレは読み終わって、『え…??!』って感じだった。そして何回も読み直すうちに、『やっぱり嶺とは仲直りできないんだ』って思いが再びこみあげてきた。
気持ちが萎れてった。期待が大きかっただけに…
それに、自分が嶺が怒ってると思ってた理由と実際嶺が怒ってる理由が違ったことにも戸惑った。
『オレが送ったメールのせいで怒ったんじゃなくて、もっと他に理由があるの…?』
オレはわからなくなった。
期待が大きかった分だけ、いつも無視されるときよりもさらに凹んだ。
この次の日のバレンタインとか最高に気分が塞いでたの今でも覚えてる。もう、みんなほっといてくれって感じだった。
そんな状況が大きく変わったのはその三日後…
コメントありがとうございました!!本当にたくさんコメント貰えて嬉しいです!!!これからもよろしくお願いします!!!
とりあえず今日はここで切ります。なんか眠すぎて文変な気がします(p_・`。)ゴメンナサイ
こんなですけど、これからも読んでもらえたら嬉しいです。