コメント(?)書いてくれてありがとです♪
続き書きます。
「何でダメなの?」
「ぇと…ぁの…」
圭介くんがカッコイイからとは言えなかった。
「キスしたことない?」
「な、なんで急に」
「いや、初めてだからダメなのかなぁって」
平然と言う圭介くん。
「まぁ、俺もしたコトないから正直恥ずかしいんだけどな」
「そう…なの?」
「モテないからさ」
驚きだった。
イケメンで童貞じゃないと思ってた圭介くんがキスもしたコトないなんて…。
「ぁ、クラスのヤツには秘密な」
「ぅん」
「ありがと。まぁ、初めてだからそうだよな…。俺となんかしたくないよな」
「そんなコトなぃよ。圭介くんカッコイイし、嫌だなんて全然…」
「……」
失言だった。
つい言ってしまったけど、これはマズイ。
圭介くんが驚いた顔でこっちを見てる。
「だから…その…」
何か言わなきゃ…。
「照れるだろ…バカ…」
「ぇ…」
圭介くんは顔を背けてた。
「ほ、ほら、練習するぞ」
「うん」
恥ずかしがってる圭介くんは可愛かった。
「ここで…だよな」
「ぅん…」
「するぞ…」
「はぃ…」
肩の横に手が置かれる。
僕は目を閉じた。
圭介くんの手が震えてるのが分かる。
鼻孔をくすぐる、圭介くんの息の匂い。
鼓動が聞こえそう。
ダメだ…。
耐えられない。
でも、耐えなきゃ。
せっかく家に来てまで練習してるんだから。
「もうチョット近づいたほうがいいかな?」
「ん?」
目を開けると、間近に圭介くんの顔が…。
「ぁ…ぁの…」
ダメだ…。
身体が勝手に反応してしまった。