俺はその日は仕事が休みだったから、夕方まで寝てた。
そしたら1通のメールが来た。
知らないアドレスだった。
「おい!達哉!昨日はマジ楽しかった!ありがとな!」
亮からだった。
俺は
「また3人で飲もうな」と返信した。
そしたら亮から
「何で3人?今度は二人だろ」
と言って来た。
亮は先輩の事すげえ慕ってるから、3人の方が楽しいに決まってる。
何で二人がいいんだろう?と思った。
そしたらまた亮からメールが来て
「お前は俺の彼女だろ!達哉、好きだよ」
俺は、まだやってんのかよ、いい加減にしろと思って
「バーカ、気持ち悪いんだよ!」と送ってやった。
ノンケの悪ノリに付き合ってる暇は無い。
そしたら亮から電話が掛かってきた。
どうやら昨日俺らはアドレス交換したらしい。
俺は酔って覚えがなかった。
「てめぇ俺の彼女になるっつったべ!あ!?コラ!俺の事バカにしてんのかヨ!?」
亮はかなりキレてた。
「亮は好きな女いんだろ!?俺男だぞ!?お前こそ俺の事おちょくってんだろうが!!」
俺もキレた。そしたら亮が
「俺はそういう冗談嫌いなんだよ!俺が好きだっつったらマジなんだよ!!」と言った。
俺は思わず笑った。
「…マジで言ってんのか?亮男とやった事あんのかよ?」
と聞いたら
「ねえよ」
と言った。
「男の俺にチンポしゃぶられんだぞ?キモくねえの?」
と言ったら亮は
「キモくねえからしゃぶれよ」と言った。
俺は勃起した。
「今からうち来いよ」
と亮が言った。
俺は「わかった」と言って電話を切った。
心臓がバクバクして、どうしていいかわかんなかった。
騙されてないか?
なんか罠じゃねえの?
あいつノンケだろ?
俺の頭はぐちゃぐちゃになった。