オレは、スポーツ関係の専門学校にいっている。学んでいることは、トレーナーのこと(トレーナー科)。学問とは別にバスケ部にも入っている。
この学校では、スポーツだけを専門に入ってくるような奴もたくさんいる。だから、部活ではプロを目指す先輩がいたり、様々だ。
いつもオレは、同じ科の親友のKとよく一緒にいる。こいつは、160くらいしかない小柄で、子犬みたいにカワイイ奴だ。もちろん部活はしているのでサッカーで焼けていてガッチリしている。
K『S(オレのこと)って一人暮らしだよな?』
S『そうだよ。どうしたん?』
K『いいなぁ、オレ実家だから、夜にエロいビデオ見るの一苦労なんだよ。今度Sの家で観させてよ。』
S『まぁ、イイけど…。』
K『やった〜。じゃ、今日の夜、行くね!また連絡する』
キンコーン…と授業のチャイムが鳴り、Kは一目散に部活に行ってしまった。
S「家汚いけど、まっ、いっか。さっ、部活行こう!!」
と思い、更衣室へ行った。最近できたばかりの学校だから、男子更衣室だけどめちゃくちゃキレイ。部活ごとに更衣室は別れており、一人一人にロッカーがあり、設備も充実してる。
更衣室に入ると、オレの大好きな先輩が着替えていた。筋肉質で背も188あって色黒のD先輩。
白のノースリーブに、白と青のバスケのハーパン。
S「やっぱいつ見てもD先輩はカッコイイや。体の黒と練習着の白が見事なコントラスト」なんて思ってると
D『おい、何ボケっとしてんだよ。早く筋トレするぞ!』
S『はいっ!!って、みんなまだ来てないんッスか?』
D『今日は、トレーナー科だけだぞ。他の科は、研修だ。じゃ、お先!』
トレーナー科でのバスケ部は、オレとD先輩だけだ。しかも体育館は、ほかのバレー部が使っているから、今日はD先輩と二人っきりで、筋トレジムだ。
早くオレも白のタンクトップと紺色のハーパンに着替えてジムに行った。
大好きな先輩と一時間くらい、他愛のない話しをしながら筋トレをした。
D『そういや、おまえって彼女いるんか?』
S『いや、今はいないッスよ。右手が彼女っす 笑』
D『そっかぁ、おまえ、モテそうなのにな…。
おぃ!ストレッチするから手伝ってくれ。』
そういってお互い、ストレッチをはじめた。
先輩は、暑かったせいか、ノースリーブを脱ぎ、ハーパンだけになった。
S『D先輩っいつ見てもカッコイイ身体っすね。オレも先輩みたいになりたいっす。』
D『そうか。ありがとな。おまえも、最近イイ筋肉がついてきただろう。』
と言いながら、オレの腹とか腕を触ってきた。
S『まだまだ先輩には負けます……んっ!?』
オレは、ビクっと電気が身体中に走った。
なんと、いきなり先輩がタンクトップの上から乳首を触ってきた。いや、今のは、手が当たっただけだろう。
D『おまえ、マジ敏感 笑』
D先輩は、悪ふざけでツンツン指で突いてくる。
S『んっ。先輩。 ヤリスギっすよ。んっ』
D『あれ?おまえ、チンコたってねぇ〜か?』
S『……』
オレは、恥ずかしくてうつむいて無言になってしまった。そして、前を見たら先輩がいない。
S『?』
すると、後ろから抱きつかれオレのハーパンの上には先輩の手が……