僕は耐えきれずカミングアウトした。
な「ゆうとー?いまなにしとぉ?」電話で聞いてみた。
ゆ「部室で飯くっとお。」
な「あんなー、聞いてほしいことあんねん。今からB棟2階のトイレこれる??」
ゆうと「んー、わかったー」
ゆうとは野球部で身長が175くらいで体重60ちょいくらいで体はがっしりしてて、体の筋肉が綺麗についてる。そういう部分を含めて全部好き。
僕は奈央。帰宅部で外でスポーツをやってるわけでもなく…得意なことはお菓子作り。身長が168で体重が46。よくガリガリっていわれる。
ゆうとはユニフオームを着て来た。
ゆ「どしたん?急に」
な「ごめんね、呼び出して。」
ゆ「ええよ♪で、話って?」
な「あのね……もうきづいとうかもしれんけど……僕……本物のゲイやねんっ…」
僕は言動とかが女の子っぽいからよくゲイっていじられてた。
ゆ「……」
な「本当のこと、言うの怖かった。軽蔑されるのが怖くて……」
僕は自然に目が潤んだ。
ゆ「……でも…なんで……?」
な「だって…もう耐えられへん……こんなに……ゆうとのこと…すきやのに……友達のまま……なんていやや…」
涙が頬を流れた。