日が変わる頃に差し掛かると。遠方の方はもう帰ったのか碁盤に空白がちらほらと伺えた。
子供たちも親の膝の上で布団に包まって寝ている子も少なくなくなってきた。
少しの休憩を挟むと『大江山』が始まった。演者が増えると迫力があって良いものだ。
演目の中頃になり、隼が1人で私のいる本部席にやって来た。
「葵ちゃんは?」と尋ねると「もう遅くなったんで家に送って来ました。」とのこと。
そこから何も話さない為、耳元で「どうだった?」と尋ねると、更に小声で「少しだけエッチな事しちゃいました。」と笑顔で答えた。
「後日、車の中で報告する様に!」と言うと、ニヤけた顔で「わかりました」と答えた。
最後の演目『大蛇』が始まる。
隼はジャンバーの前を開けると「コレですよね?」と言いながらTシャツを私にアピールして来た。
「そうだな。」と言いながら、私と隼は肩を並べて4匹の龍の迫力を堪能した。
神楽の演目が全て終了した後、私は壇上にて簡単な挨拶をすると、蜘蛛の巣を散らした様に観客は帰って行った。
神楽の若い衆が慣れた手つきで片付けている。
本部席周辺も数名で簡単に片付けをすると皆帰って行った。
眠気眼の隼は入口の階段の端に座り小さく丸まっている。
神楽勢の撤収の後、謝礼金を手渡し見送ると、小学校の灯を落とし、隼と共に帰路に着いた。
川原沿いの道で「エッチ出来たのか?」と尋ねると、「エッチまでは出来ませんでした。」と笑顔だが残念そうに話した。
「どこまで出来たんだ?キスは?」と聞くと「キスは出来ました。触る所までは流れで出来たんですが…」
「おっぱいか?」と更に聞くと、モジモジしながら「いや…あの、その…。クリトリス…です。」と困りながら話してくれた。
「指を入れようとした時に、急に怖がり始めてそこで終わりました。」とガッカリした口調で答えた。
笑いながら「チ●チ●ガチガチじゃったじゃろ。」と聞くと「ヤバかったんで葵ちゃんを送った後、川原でオ●ニーしちゃいました。」と、苦笑いしていた。
徐ろに隼のパンツの中に手を差し込むと手背にベトっと粘液が付いた。
指先にも手のひらにも陰毛にこびり付いた粘液がまとわりついてくる。
チ●コを掴みながら「我慢汁出まくりだな。まだまだヌルヌルじゃないか。」と言うと照れながら「はい」と、答えた。
手を抜いて「でも勇気出すことが出来たんだな。少し大人になったな。」と言うと、更に照れて小声で「はい!」と答えた。