とあるフォトメのサイトを見てると、高校の部活でバスケをやってたときの先輩(当時キャプテン)に、すげー似ている人を発見した。
とりあえず念のためサブアドを使い、偽名でプロフをつけてメッセを送ってみた。
俺「175#65#24 トシです。よかったら。(みたいな)」
先輩?「メッセどーも、どんなカンジですか?」と返信が、さすがに写メはバレるかなって思ったけど、先輩?という確信もなかったし、もう数年も前だからなーと思い、写メを送ってみた。
・・・数分後。
先輩?「どこ住んでんの、いつ会える?」
っとメッセージが。
先輩じゃなかったんだと思い、それからふつーにメールを続けて1週間後会うことになった。
待ち合わせ場所に向かうと、相手はまだ来てないらしい。
すこし待ってると、
「わるい、仕事がおわんなくてすこし遅れる。」
と、メールが。。
待つこと15分・・・
俺が携帯を見てると、
「リュウジ?」と後ろから呼ばれた?
振り返ると、
「わりーおくれた。」と、フォトメの人がいた。。本名で呼ばれたので、ちょっとパニクっていると。
「おい!俺のこと覚えてる?」
・・・
俺「・・・先輩ですか?!」
「おう!」っと笑いながら答えた。
もう、どうしたらいいのかわかんなくて、あたふたしてると。
先輩「まぁ、メシでも行こうぜ!」と言われ、とりあえずメシを食いにいくことに。
ファミレスに入り、注文を終えると、
「やっぱリュウジやったんか! 笑」
俺「なんで、黙ってたんですか?!」
先輩「お前だって、名前嘘ついてたじゃん。」
俺「言ってくれたら・・・」
先輩「ビックリしただろ?!俺もお前の写メみたとき、ビックリしたから驚かしてやろって思ってさ 笑」って、高校の時と変わんない、やさしい笑顔で言われた。
そのあとは近状報告みたいなカンジ、先輩はここ最近、仕事で東京に出てきたらしい。仕事が忙しいとか、たわいのない話をしていた。
先輩「なぁー、リュウジは、いつから男好きなん?」
あまりに唐突な質問に、みそ汁を噴きそうになった。
俺「えっ、突然なんですかー?!」
先輩「別に聞きたかっただけだけど、高校のときから男とイロイロやってたんかなって思ってー? 笑」
俺「イロイロなんて、やってないですよ!活動し始めたの、大学のころですからー。・・・先輩はいつからなんですか?」
先輩「先輩じゃなくて、タケトでいいよ!俺は大学の終わりくらいになってからだな。」
俺「そうなんですか。」
タケト「敬語も使わなくていいって〜」
そのあと今まで経験とかタイプはどんなんだとか話して、あっと言う間に2時間くらい経ってた。
俺「あっ、そろそろ終電なんで。。」と言うと、
タケト「そっか。そんじゃあ帰るか」
っと、店を出た。
駅が別なんで途中でお別れに。
タケト「また飯食おうぜ!」
・・・・
俺「はい。」っと言いつつ、もう会ってもらえないかもな〜っと。(思いつつ)サヨナラした。
先輩と別れ、駅のホームで帰りの電車を待ってると、携帯にメールが。
先輩「よっ!なんかさっき別れたばかりなのに、もうリュウジに会いたくなった!!俺ん家で飲み直さない?」っというメールだった。
俺は、すげーうれしかったけど、とりあえず落ち着いて返信した。
俺「いいですよ。」
先輩「そんじゃあ、ホームで待ってるから!」
すぐに向かうと先輩が待ってた。
先輩「無理してない?」
俺「なんで無理なんですか?もっと話したいですし。」
先輩「そっか、ほんじゃあ行こうか!」
電車に乗って、先輩ん家の近くの最寄駅についた。
先輩「とりあえず酒買って、DVDも借りて見ようか!」
俺「いいですね。」
DVDを借り、コンビニで酒とつまみを買い先輩ん家に着きました。
俺「おじゃましまーす」
タケト「汚いけど、どうぞ〜」
汚いとは言ったものの、すげーオシャレで大人なカンジの部屋だった。
タケト「氷とコップ用意するから、ソファー座ってて。」
俺「はい。」
飲む準備がととのい、
タケト「ほんじゃあ、またカンパイ!!」っとDVDをみながら、どんどん酒を飲んでた。
ちょっとお互いほろ酔いになってきた。
自分はすこし眠くなってきて、ウトウトしてると。
タケトが
「はい。」っと、腕をまわしてくれた。
なんかすげーやさしいし、あったかくてそのまま肩に頭をおきDVDを見てた。
気づくと、そのまま...