「……どうしよっか
なんか自分でもどうしたらいいか分かんねー汗
ってかそもそもあっちが本気だったかってのも分かんねーし笑」
「そんなこと分かんねーぢゃん!!!!
ちゃんと聞いてみろよ!!
宮下の言い分もあるかもしんねーだろ!!」
「……そんなもんかなー??」
「そんなもんだ!!!!」
あまりにもユウキが真面目にそう言うもんだから、俺は気迫に負けた
「分かった……ちゃんと話してみるよ」
次の日
俺はリュウと一緒に帰る約束をした
いざ会うとなると緊張すんなー苦笑
ってか、もし俺が例のことを言って、女の子とリュウが付き合ってたら、俺ってやっぱフラレルのか??
俺そんなことされたらどうしよう…
泣きじゃくって「俺の事は遊びだったのかー怒??」なんて言ってやろーか
いやいや、そしたらリュウ普通に「そうだが、何か問題あんのか??」とか普通に返してきそうだしな…
そんなこと言われたら、俺の心に大ダメージが……
なんて考えながら校門でリュウを待っていたら、
バシッッ!!!
「痛ッッ!!!!」
「なに独りの世界入ってんだよ
さっさと帰んぞ」
リュウがきた
いつもと一緒のリュウになんか安心した
俺らはいつもの道のりを歩きだした
よーし、
勝負はこれからだ!!!!
俺は大きく深呼吸をして…
「なぁ、リュウ……」