「好きだ」
そう言って、沢田先生が、僕の唇にキスをする。
優しく、唇と唇が触れ合う。
唇を開くと、ゆっくりと彼が入ってくる。
僕は、彼を受け入れる。
舌と舌は、いやらしく絡み合い、いつの間にか下着姿になった僕と彼も同じように絡み合う。
大きくて男らしい手が、僕のトランクスの膨らみを、撫でまわす。
ねっとりとしたいやらしい手つきに、我慢が出来なくなる。
彼の黒のボクサートランクスに触れようとすると、彼は、僕を腕を掴んで、全身を舐めまわし始める。
耳、脇、首、乳首、臍…
僕の性感帯を刺激してくる。
声を出す以外に、何も出来ず、ひたすら感じ続ける。
「先生にも、触れたい…」
声を振り絞って、そう口にすると、彼は、僕の口に、自分のボクサートランクスの膨らみを押し付けた。
僕は、布越しに、彼を味わう。
彼のペニスは、硬く、大きく、熱を持っていて、僕は、唇から涎を垂らしながら夢中で舐め続けた。
口の中に塩味が増していき、僕の唾液と彼の我慢汁で、ボクサートランクスは、黒みを増した。
「先生が…欲しいです…」
すると、彼は、大きく熱を持って膨らんだペニスを出して、僕の開いていた口に入れた。
僕は、舌を使って、いやらしく、丹念に彼を味わった。
喉を突かれる度に、全体で受け止めた。
「あぁ…いいよ…義哉…」
名前を言われると、身体が熱くなって、全身の毛穴が開く様に感じた。
高校時代の反動から、茶色く染めた頭を、彼が触れる度に胸が騒いだ。
彼を味わいながら、このままでいたいと思った。