「メルアド教えて」
僕は朝藤井君にそう言って教えてもらった。
藤井君についてもっと知りたくなった
僕は学校終わってから藤井君を前のお礼もかねてご飯に連れていった
「前はありがとね,定期届けてくれて。あんとき学校間に合ったん?」
「もともと俺サボるつもりだったんですもん。それに・・・」
「それに?」
「いや何でもないっす」
ちょっと照れた表情でドリンクバーに行った
凄い頭クシャクシャしたくなるような可愛さだった
それから藤井君とは中学時代の話や勉強の話,恋の話で盛り上がった
「先輩,彼女いないんですか?」
「いないよ」
「なんでですか?先輩モテそうですよ」
「全然モテんよ(笑)藤井君はいるん?」
「俺は一年前ぐらいはいたんですけど今はいないですね(笑)」
これには驚いた。彼女いないんかぁ。。。
まさかこれだけの容姿をもっていて彼女いないってことはまさか・・・
なんてね(笑)そんなわけないか
気付いたら夜の九時をまわっていた
なんと周りの客はいなかった
閉店がそろそろなのか?と疑問に思うぐらいに。
「車で送るよ」
お会計は全部払った。車もこのために乗ってきていた
がしかし!!
一面雪だらけ!!
こんなんで運転できるのか!?ってぐらいに雪が積もってるし吹ぶいていた
「藤井君家どこだっけ?」
「長和のほうです」
「結構遠いな・・明日学校休み?部活は?」
「ないですよ」
「じゃあ僕ん家泊まる?」
「いんっすか?」
「一人暮らしだし」
「じゃあお願いします」
よっしゃあ!!
まさかの展開!!