たくさんのコメントありがとうございます!!
更新遅れてすいません(>_<)
大学の方の勉強に追われてて、なかなか時間がとれずにいました↓↓
これからも時間を見つけて更新していこうと思うので、気長に見守ってやってください☆
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ほのかに薫る甘い匂い。
あぁ、いい匂い…
俺はその匂いにつられて目を覚ました。
俺、あのまま寝ちゃったのか…
いっぱい泣いたからかな、なんかすっきりした。。。
顔を上げると、先輩が机に向かって勉強していた。
「おっ、起きたか?そんなとこで寝てたら風邪ひくぞwまぁ今日の練習ハードだったらしゃーねぇか。ってかお前なんだその顔。目ぇまっかにして、ひっでぇなぁ(笑)」
寝起きの後輩に、ひっでぇ顔とは…誰のせいだと思ってるんだよ。。。
俺は少しふてくされて
「そんな言い方しなくてもいぃじゃないっすか…」
とすねてみる。すると先輩は笑いながら
「わりぃわりぃ、今紅茶入れてやるから、すねんなってwちょっと甘いけどw」
と軽くなだめる。俺はぶーぶーいいながら、腕を上げで伸びをした。すると、肩に掛かっていたものが、バサッと床に落ちた。
「あぁ悪い、それその辺においといてくれ。」
きっと、俺が風邪をひかないように、先輩がかけてくれたんだろう。
「あ、ありがとうございます…」
俺はふてくされながら、ぼそっとお礼を言った。すると先輩も
「おう。どうぞ召し上がれ。」
と笑顔でさらっと受け流し、カップを手渡してくれた。
ほんと、この人にはかなわないなぁ。。。
俺はそんなことを思いながら、先輩の入れてくれた紅茶をすすった。
ちょっぴり甘めの紅茶の温もりが体の中に染み渡り、また鼻の奥が少し、ツンとなった。