「残念ってどういうこと・・・?」
俺は凄くその言葉が気になってしまい聞いてしまった
「いや・・・昨日からチキンステーキ弁当が始まったんで」
「なんだ新メニューか」
俺は少し恥ずかしかった
「あの授業計画ってどうやってやればいいんですか?三年までに124取ればいいんですか?」
「4年までに124取ればいいんだよ。まぁだいたい一年のときに40単位とっておけばいいよ。まずA郡と,スタンダード科目,教養を大目に取っておけば大丈夫」
「そうなんですか。わかりました。」
もっといろんなこと話したいのに他に呼ばれてしまった
チっ
せっかくいろいろと話すチャンスだったのに
そんなこんなでオリエンテーリングは終わってしまった
それぞれ解散
俺はチラっと博紀君の方を見た
すると目があう
そして俺のところに近づいてきた
「今田さん何サークルに入ってるんですか?」
「献血委員っていうボランティア」
「そうなんですか。そこって楽しいですか?」
「まぁ。就職には便利かな」
「じゃあ俺考えときます。あっ今日俺18時からバイトなんで,来てくださいね」
そのまま博紀君は行ってしまった
まさか献血に入る気?しかも弁当買いに来てくれと誘われてしまった
もしかして俺に気があるのだろうか・・・・
もしかして博紀君もゲイなのか?
いかにもノンケっぽいけど・・・まさかな・・・
俺は博紀君とのあれやこれやを妄想しながら家路に着いた
ソファーの上にはゲイDVDがたくさんある
しかもその男優が博紀君と少し髪型が似ている・・・
博紀君の顔を当てはめて少し妄想しながら抜いた
少しむなしくなった
抜いた後は腹が減って俺は弁当屋に行った
ちょうど博紀君が窓を掃除していて目があってニコっと笑ってくれた
その笑顔を見て俺は一日の疲れが癒された
やっぱり俺は博紀君に恋をしている