ゲイクラブで置き去りにあって、路頭に迷った僕です。
結局、店を一人で出ることにしました。
店は、ゲイ向けということもあり、比較的入り口が分かりにくくなっているため、梅田のど真ん中なのに、人通りの少ない所にありました。
そのため、わかる人にはわかるみたいです。
時間にして24時前。家に帰るための終電は過ぎていました。
いつも泊めてもらう裕太はいないし。店を出て、あてもなく歩いてました。ネットカフェにでもいこうと思いましたが、今入ると出勤の時間までいると延長料金がかかるから、少しの遠回りしてぶらぶらしていました。
すると、歩いている前に白いクラウンが停まり、中から二人のギャル男が出てきていました。
一人は、歩道の白いバーに、寄りかかり、もう一人は壁の方にたっていました。
なんかそこを通過するのが怖かったけど、歩いていました。直線のバーのある歩道で道幅が狭く、二人がいるお陰で、体を縦向きにしないと通れないくらいなんです。
意を決して、通過する手前で
ギャル男@「あ〜暇や。おっ、そこの兄ちゃんどこいくんや?」
ギャル男A「おっ、イケメンや。ヤリてー」とかいってきました。
怖いので、早歩きで無視しました。すこし会釈をしながら、通過しました。
それに腹を立てたのか、
ギャル男@「こらぁ、殺されたいんか?喧嘩売ってんのか?」と俺の腕を掴みました。
少しの会釈をして通ったのですが、歩道のバーに寄っ掛かっている一人の膝に服が当たったみたいです
次の瞬間、後ろからハンカチを口に当てられ、体の力が抜けて、目の前に車が来て無理やり乗せられました。
意識が、朦朧とするなか、車のなかで、運転してる奴が、「やべぇ、チンコたってきたわ。そいつ脱がせろや。」と言ったのを覚えてます。
そのあとは、寝てました。
車の中でビンタされて、目が覚めました。
上半身裸で、後ろで手を固定されていました。
意識が、しっかりしているので、恐怖で震えが止まりませんでした。
ギャル男@「この男好きが!きもちよくしたる。体貸せや」といいました。
おれは、恐怖の中、出るときからつけられていたことを察した。
3対1で、勝てるわけもなく、神頼みでしかなかった。
・・・・・・・・・・神は、いなかった。