僕は人と接するのが苦手だ。
女の人はすぐに騒ぐし、男の人はすぐに殴る。
ダメな子は見捨ててイイ子を褒める。
家族を見て学んだことだ。
僕はダメな子の部類。
勉強も普通だし運動も普通。
見た目も普通でイイトコない。
一個上の兄はイイトコだらけだったけど。
父親と母親は仲が悪かった。
すぐに喧嘩してた。
だけど僕を叱るときは一緒だった。
小学5年のとき、離婚した。
母が兄を、父が僕を引き取った。
何かにつけて殴られた。
そのときから男の先生に近付かれるのが怖くなった。
中1のある夜だった。
仕事から帰ってきた父親はやけに優しかった。
いっぱい頭を撫でてくれて、いっぱい笑ってくれた。
日曜日に遊びに遊園地に連れてってくれた。
いつも僕は留守番だったから初めての遊園地だった。
帰りにゲームを買ってくれた。
「英治は父さんの宝物だ」って笑ってくれたのが嬉しかった。
それから数週間後のことだった。
僕は初めて夢精をした。
父親に相談したら笑って教えてくれた。
その2日後。
「脱ぎなさい」
その言葉に戸惑ったが優しい父親を信じたくて全裸になり父親の前に立った。
「イイ体をしてるね」
父さんは立ち上がり僕の体を舐めるように見た。
「今からすることは父さんと英治だけの秘密だよ」
ちゅ…。
初めてのキス。
「父さん…」
「英治…俺には英治しかいないんだ…」
何度もキスをしてくる。
その合間合間に何度も名前を呼ばれた。
仰向けで自分で足を持ち、父さんにアナルを晒す。
父さんは何度も僕のアナルを舐め、指を入れてきた。
「父さん…いや、俺のこと受け入れてくれるよね?」
赤黒くて大きな父さんのアレ。
それを僕のアナルに押し付ける。
「入れるよ」
「ッ!!」
激痛と異物感に声が出なかった。
「父さ…ん」
涙がボロボロ零れた。
「英治…」
動かれるたびに激痛が襲った。
「父さん…痛いよぉ…」
「我慢してくれ。だんだん良くなるから」
「父さん…父さん…」
父さんの言うとおりだった。
僕の体はだんだんと感じるようになり、仕舞いには声を漏らしていた。
「あッあぁッ」
父さんは僕のチンコを扱きながら動いた。