入ってきた扉とは別の扉から人が入ってきた。5,6人の人たち。おじさん達だった。自分の父親よりも年上そうだった。
「今日の子はこれ?」
「ソウタの紹介です」
「へー。ソウタの紹介の中では一番良いかも?」
顎をぐいっとされて。首振って手を離そうとしたけどできなかった。
「反抗的だな。いいけど」
「何すかあなた達は」
「これからお前を調教するご主人様達だよ」
暫く時が止まった。初めて何か、本当に時が止まった感じだった。
「え?え?」
「何だ?」
「え?えーーーー。男?」
「ソウタこいつ大丈夫か?説明したか?」
「一応してますけど。誓約書にサインもしてます」
「驚いてるぞ?」
「よしき、サインしたよね?」
「え?相手が男って聞いてないっす」
「は?男だろ」
「いやいやいやいや。女王様が一杯来るんじゃないんですか?」
「女王様相手に稼げる訳無いだろ。むしろ金払って調教してもらうだろそれは」
「知らないし。無理っす。男相手は絶対ムリっす」
そう言うとおじさん達逆にやる気だしてる感じがした。
「良いねぇ。ソウタ。良いの連れてきた。ボーナスだ」
「いや、、、本人無理そうなんで勘弁してやって下さい。俺は当然男相手だと知ってると思ってたんですが、思い出したら男って言ってなかった気も。普通高額で裏で稼げるのって男相手だと分かってると思い込んでました」
「スポーツばっかりやっていて世間しらない子か?」
「はい。多分」
「良いねぇ。調教のしがいがある」
「ちょっと止めてやって下さい」
「ソウタ、拷問されたい?久々に」
「いや、、、いいです」
「だったら黙ってろ」
「はい」
何とか手足のベルトがとれないか指を伸ばしてやってみてたけど取れない。
おじさんたちが触ってくるのでかなり悪態をついてしまった。
後ろに回り込まれてズボンとすらパンを無理やりずらされた。チンコも丸出しになった。
「なかなかいいチンコしてるな」
「まじで止めろって。警察行くぞ」
誓約書を見せられた。
「サインしてるだろ」
「俺の名前じゃない」
「偽名か?」
「そうだよ」
「偽名でもお前がサインしたのはいまのではっきりしたから契約は成立してる。警察行くならいけばいいけど、お前がこういう事して稼いでるって親御さんも知るんだろうなぁ」
「してない」
「証言するから。これまでもそうやって稼いでましたよって。ソウタも証言してくれる」
「ソウタ君は言うわけ無い」
「ごめん、よしき。俺はお前の味方じゃないから」
「。。。」
裏切られてしまった。ケツに何かされてる!と思ったら何かがケツに入ってきた。物凄い不快だった。4回位入れられた。お腹が膨らんできた。
「浣腸を大量に入れたからな」
「何だよそれ」
「お前のケツの中をキレイにしないと使えないだろ」
ケツもされるとは聞いていたけど、嬢様に指とかおもちゃ入れられる想像して興奮してただけだった。使うって掘られるってことだともう分かってしまったので兎に角いやだった。悪態を止めてお願いモードにしてみたけど何も変わらなかった。お腹が強烈に痛くなった。5回目を入れられてスラパンとズボンが上にあげられた。
「まじで腹いたい。便所」
「便所って久々に聞いたな」
「まじで腹痛いって。漏れるから」
「漏らせよ。帰りの服が無くなるけどいいのか?」
「まじで、ほんと、限界、出るから」
「どうぞ」
「どうぞじゃねーよ!変態が!くそ」
「何とでも言え、口が悪いガキは体で分からせるしかないからな」
皆で笑っていて最悪だった。冷や汗が出てきてお腹は激痛。動いたら出そうだった。
「まじで便所行かせて」
「敬語」
「便所…いかせて下さい」
「よく言えました」
「早く、漏れる」
「まだまだだな。失神して漏らすまで放置。帰りの服が無くなって下半身裸で帰るか、そのグレーのズボンに茶色いシミつけて帰るか?」
「まじで便所行かせろよ!」
「あーあ。敬語使わなかったから漏らさせるしかないな。口塞げ漏らすのを見学しよう」
ガムテープを無理やり貼られて黙らされた。
波があるので波がくるとやばくて太ももを締めて我慢しと足が可愛いなとか言われて最悪だった。ソウタ君を睨むと居直ったようでニヤニヤしてこっちを見てた。
「もう諦めて、奴隷になれよ。こんな子滅多に来ないから金額あげてくださいよ。二度と無いですよ。女王様だと信じてきたらオジサン達に囲まれてしまってっていうパターン」
「確かにな。お前も金額上がればマージン増える?」
「あ、それ言わないで」
「お前悪いやつだな。バックマージ取ってるの言ってないんだな」
優しいと思ったらそういう事だったのかと思ったけど、それどころじゃなくて必死で買ったばかりの服が汚れるのは避けたいということだけだった。夏期講習の金で買った服が台無しになるのは嫌だった。漏れたら新しい靴も駄目になるだろうし。
スラパンの中だったら外に漏れないか?色々考えたけど漏らしたら終わるから我慢していた。棒でお腹を突かれた。ガームテープされて喋れない。
「早く漏らせよ」
うつむいてると髪を掴まれて顔を上に。髪掴まれるのは生まれて初めて。ずっと坊主だった。