お待たせしました。続きです。
一回書いたのが消えてしまったせいで、2回目がメチャ駄文になってしまった・・・あしからずm(__)m
続き・・・
翌朝。
尋常じゃない昨晩の出来事のおかげで、あまり良く寝付けずに俺は目を覚ました。
携帯を開いてみるとまだ朝の7時。週末に起きる時間にしてはまだ早い。
けど何だか二度寝する気にもならないんだ。どうしてだろう。
ふと親友に目をやると、昨晩かけてあげたはずのタオルケットを全部剥ぎ、全てをさらけだして気持良さそうに熟睡している。
カラッとした爽やかな朝、やわらかな日差しが差し込む部屋で眠る、マルマル全裸の綺麗すぎる美男。
<一糸まとわない>とか<生まれたままの姿>とは、まさに、大好きな親友の、今のこの姿なんだよな。
部屋が明るいおかげで、昨日は薄暗い闇の中でしか見えなかった全てがはっきり見えた。
鼻筋の通った、かっこ可愛い綺麗な顔、セクシーな鎖骨、程よくついた胸筋、無駄な肉が一切無い、彫刻のように割れた腹筋。そ
して、そのしなやかな足の間に根太く存在するズルムケのデカチン。
それに、暗闇で良く見えなかったチン毛がよく見えた。不潔そうなモジャモジャではなく、綺麗に生え揃った直毛っぽいチン毛。
まるで手を加えてるかの様に綺麗に整ってる。その整ったチン毛が、股間周りの色気をグンとアップさせていた。
こんなに可愛げのある顔して、逞しい上半身と、釣り合わなさすぎる立派な猛獣を隠し持ってるんだ。このギャップ、ヤバイ。
何もかも、非の打ちどころのない完璧な美男が、完全無防備な姿で俺の目の前でぐっすり眠ってる。
マジ心臓がドキドキした。でも、俺のチンコは反応しない。多分、昨日の虚無感が俺の中にまだ残ってんだ。
霧斗「ん〜・・・」
すると突然、霧斗が起きる仕草を見せた。咄嗟に俺は寝たふりをしたんだ。きっと自分が全裸である事に気づいてアワワするだろ
うし、俺もリアクションの仕方が分からなかったから。
霧斗「ん〜・・・ん!?へ!?」
案の定アワワしているけど、俺はそのまま目を開けずに寝てるふりした。
でも霧斗は、俺が予想もしてなかった行動に出たんだ。
霧斗「悠太〜。」
奴、俺の肩をゆすって俺を起こそうとしたんだ。俺はどうリアクションして良いのか全然分んなかったから、寝たふりを続けよう
としたんだけど・・・。
霧斗「悠太〜〜。」
霧斗はしつこく俺を起こそうとする。しょうがないから、今起きました的な感じを出して、けだるそうに起きたんだ。
俺「ん〜・・・ぬぁんだよ・・・。」
霧斗「なあ、俺昨日何したんだ?てか何で俺フルチン!?」
こいつ、完全に忘れてるんだ。酔っ払って、オナって、思いっきり果てた事。
俺「何でって、お前昨日酔っ払って急にオナニー大会するとか言って、AVつけて、思いっきり果ててそのまま爆睡したんだよ・
・・!」
俺はそのままけだるい演技をしながら、霧斗に教えたげた。
霧斗「マアジで!?」
俺「マアジだよ・・・!」
霧斗「だから俺フルチンなんだ!」
天然というか、無邪気な霧斗にちょっと呆れてた。でも内心、可愛い親友にキュンとなってたのかも。
ただ、いくら天然でもすぐに気づく疑問に、霧斗もすぐ気がついたみたいだ。
霧斗「ん?てか、その、腹の上に出したまま寝ちゃったんだよな?」
俺「そ、そうだけど。」
霧斗「でもさっき起きた時には何も・・・ついてなかったぞ。」
俺「あ、いやだから、そのままベッタベタのまま寝たら気持ち悪いだろから、その・・・俺がティッシュで・・・」
霧斗「拭いてくれたの?」
フルチンのままあぐらをかいて、俺の顔を覗くように聞いてくる。
俺「あ・・・うん・・・。」
霧斗「じゃあチンコも拭いてくれたの?」
食い気味にくる霧斗に、俺はもうコクリと頷くしか出来なかった。チンコの精子は舐めとって綺麗にしたなんて口が裂けても言え
るわけない。
霧斗「やっべマジ助かった!ありがとな〜!いやホント助かった〜!寝てる間にそこらじゅう精子まみれにするとこだった!」
俺「い、いいからパンツ穿けよ・・・!」
霧斗「良いじゃん男同士だし!それに、拭いてくれた時お前にチンコ触られたみたいだし、もうお前に見られんの抵抗ね〜よ(笑
)」
霧斗は自分のチンコを指でつかんで揺らしながら、恥ずかしそうにしてる俺を笑いながらからかった。内心、嬉し恥ずかしかった
。
霧斗「俺先シャワー浴びてくんね!悠太も後で浴びるだろ?」
俺「あ、うん。」
そう言うと霧斗はデカチンをぶらぶらさせながら浴室に向かった。しなやかな背筋と引き締まった綺麗なケツが目に入る。
どこまで完璧な美男なんだ!つか何でお前がノンケなんだ・・・。
その日が過ぎても、互いの家で宅飲みとかしたけど、この時みたいなシチュエーションにはなる事もなく、エロい話をしたりもし
たが、ふつーに酒を楽しんでフツーにしゃべってごろ寝するだけだった。
その日から俺はオナニーするたびに、あの夜の刺激的な出来事を思い出すんだ。でもやっぱり満たされない。
霧斗は、彼女に会ったりする合間を縫って、俺に毎日のように会ってくれて、頻繁にメールもくれるから、それで少し寂しさや虚
しさが紛れたけど・・・。
ゲイ向けAVを見ても、アナルいじっても、オナニーしても、思いっきり精子をぶちまけても・・・
「このまま・・・このまま・・・親友として付き合わないと・・・それしか無いんだよな・・・。」
そう思ってたんだ。
もちろんこの時、この寂しさが消え失せる出来事がこれから起きるなんて知らなかったから。
続きます。
今後もいろいろ展開していきます・・・たぶん(笑)